2018年06月14日

スペインの見事なピノと、リオハの大手企業

先日の東急カウンター、スペインの回で珍しく「ボトルで欲しい」と思う物がありました。

カステル・デンクスのアクスプ(CASTELL D'ENCUS / ACUSP)、ピレネー山脈に近いところにあるコステル・デル・セグレDOの、ピノ・ノワール、2015年です。

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色もかなり淡い綺麗な赤。何が良いってきれいな果実味が骨格とても丁度良くバランスし、エレガントかつ奥深い味わい。「スペイン」という言葉からはおよそ印象が違いますが、スペインも広いから当然です。ですが、ここまできれいな印象のワインは驚きです。もっと果実味豊かなタイプは優れたワインがたくさん有りますが、エレガント系でここまで見事なワインは初めてです。

私の好みからして、非常にクリーンでもあります。

スペインで最も似ているとしたら、今はほとんど無いリオハの古酒ですね。あそこから、恐らくほとんどの人が抵抗があるだろうアメリカンオーク風味は除いてね。

1万円位しますが、あまりこういう比較はしたくないですがブルゴーニュだったら軽く倍はする。ブラインドでブルゴーニュファンをだませると思いますよ。楽しい裏切りになると思います。


違う話です。和泉屋の新井さんが説明に来ていましたが、リオハの古酒は現地で飲むと見事なのに日本に持ってくるのが困難だそうです。液漏れ比率が非常に高いそうですよ。今や値段も上がってしまい。もうチャレンジはしないそうです。

また、興味深い事を聞きました。50年代〜70年代の古いリオハが大量に有ったのは、フランコ独裁政権下(詳しくはネットで検索して下さい)で鎖国状態で、全く輸出できず、国内市場も皆無だった(安価なワインの供給のみが認められた)からだそうです。

なので、もう素言う古いワインを在庫する必要は無くなったわけですね。飲む機会はいよいよ無くなったようですが、そんな状況下でも良いワインを造ってくれていたリオハの大手業者は賞賛されてしかるべきではないでしょうか。

posted by harukuni at 20:19| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月08日

遂に陥落、神社でワイン

このブログ、長い事google検索でトップに来ていました。

いやあ気持ち良いもんですよ。あのgoogle様にトップと認められるんですから。

それが、自分でも全く検索しようとは思わない、「ワイン 神社」の組み合わせだとしても。誰がこんな検索するんだ、だから自分でも知らなかったんだし。

ただ、どちらも短い単語で特殊ワードでもない。それで、結構自慢でした。言って回ったりはしないけど、仲良くなると語ってみたり。


考えてみれば、合わせ技で取ってるんであまり言えた事でも無かったのかもなあ。

だからというわけでは無いと思うんですが、なんと。長年首位を守ってきたのにあろう事か、4位に落ちてしまったんです。

うわあ、なんてこった!代理店を呼べ!SEOが足りないのかがんがん宣伝費を突っ込むんじゃあっっっっ



閑話休題、追い抜いたサイトを見ると、このブログでも取り上げたサンマリノ共和国のワイン神社が来てるんですよ。もちろんワイン神社そのもののHPは無くて、サンマリノ共和国ワイン専門店さんのサイトが上に3つあるんですね。買ってみようかな、サンマリノワイン。


まあ良いけど、抜かれるならもう少し納得感(以下自粛、の意味ねえな)



SEOってすごいんですね。(。。。。。。。。)
posted by harukuni at 20:26| 東京 ☀| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月07日

伏見稲荷と御塚〜ディープっていうのは本当に深いんだと思う

五月下旬の京都は冬を除くと一番のシーズンオフ。11月中〜下旬は宿代が数倍になる。

なんで高い金払って超混雑し取るところに行くんじゃ!!!私にはずぇぇえったいにわからない!!


しかし、一番空いているらしい時なのに観光客は引きも切らず。特に修学旅行生。そこまでして京都に来なくても良いのでは?どうせ覚えてないよ、と思ってしまいますが、外国人観光客もいくらでもいます。もちろん、私が行きたがるような所は相当、とっても静かでしたが。

そんな外国人観光客に最も人気なのが伏見稲荷大社。去年行きましたよ。夏真っ盛りでしたが凄い人出、外国人多し。いつも思いますが、外国人は隅々まで見ようと思うせいか日本人が行かないところにも来たりするので、伏見稲荷の「お山」は外国人比率が一層高いように思えました。

その伏見稲荷大社が、あの「珍寺大道場」に取り上げられているというのは意外では無いでしょうか。だというのですよ。しかも、2回も取り上げてるんですよ!!最近盗用まがいが多いらしくHPに注意も書かれているので、伏見稲荷の回(再訪記の回)のURLを書いておきます。

http://chindera.com/kyoto-fushimi.html

いったい何がすごいのか。それは「御塚」です。伏見稲荷の御塚の0.001%を切り取った写真を載せましょう。

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これが、いつまで経っても終わらないくらいある。その姿はぜひ珍寺大道場を見て下さい。プロの切り取った写真に圧倒されて下さい。

山一面を埋め尽くす鳥居と石碑の山、山、山。石碑には「白菊大明神」とか「高松大神」とか「治兵衛大神」とか名字や名前の神号が大量に彫られています。一つの石碑に一つという事は少ない。大概2行、3行書かれています。なんとなくまとまっている。「白」「玉」「光」「清」とか、綺麗な感じの字が多いと思えてなりませんが、統計を取ろうとすると恐らく365日ぶっ通しでも終わらないので挑戦する気はまったく起きません。
(「玉ちゃん大神」なんていうのもあるんだとか)


このお塚、何なのかということも珍寺大道場に要領よくまとめられています。もう少し詳しくはこちらのブログに(http://blue.ap.teacup.com/wakkyken/446.html)。また、別に見つけたブログでは、お山の中にあるろうそくを売ったり軽食を出したりするお店に「あなたの家系の御塚さがします」という張り紙を見つけたという報告がありました(https://ameblo.jp/asiaya-cafe/entry-11717499574.html)

最初見た時、もしかして奥津城かと思ったのも、まあ外れでは無かったようです。そのせいで友人が気味悪がってしまいましたが。

でも、かなり気にしない私でも密集しているのを見るとなんだか落ち着かない感じになります。


その前をぞろぞろ歩いて行く外国人観光客!何というか、世界七不思議に数えて欲しいくらいです。


あ、もしかしたら、伏見稲荷が人気の理由に御塚もあるのかも!?通常聞く解説は千本鳥居が幻想的だから、ですが、外国人(アメリカ人だけかも知れないけど)は日本的な物の代表に鳥居を挙げるそうなので、日本でも他に無い鳥居の軍団が面白いのでは、と思ってしまいます。


ところで、こういう御塚が伏見稲荷から離れた所にもあるのは、あまり知られていないんじゃ無いでしょうか。一つ目のブログの説明を読んでいると伏見稲荷限定に思えてきますが、そうでもない。

例えばこれは東福寺の鎮守は、五社明神の片隅にある石碑。

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並んでいるし3つしかないですが、御塚にある石碑と同じとみて良いでしょう。これが古刹東福寺の中にある。

これは洛北紫野にあり、今宮神社にほど近い若宮神社の境内稲荷社だと思ったら、本殿の所に、

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大きく「權太夫大明神」「白菊大明神」、脇に小さく「吉丸明神」「久高明神」とあります。


東福寺と泉涌寺の間に谷があります。静かな住宅地です。そこに、「五社之滝神社」が有りました。鳥居をくぐると。

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一番奥には。

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一人で良かった・・。

谷筋で、社地は崖に沿っています、崖を下ったところに滝行の場が有り、そこは立ち入り禁止。危険だからとかじゃないですね。リアルな信仰の場なんです。

五社の滝は他とはちょっと違うのかも知れませんが、その前に立ち寄った神社も完全に地元民のための神社で御塚でした。これらは伏見稲荷の御塚に倣ったのかも知れませんが、東福寺の中とか、洛北で普通の神社の中にあったり、より深く広い文化圏を形成していると思うんですよね。他でも見ますよ。

そして、多分京都だけです。大阪でも奈良でも見てないと思うなあ。断言できないですが。。。

伏見稲荷の違和感だらけの光景、雨のせいもあり背筋がひんやりする五社の滝の姿。見ていると、何かの深淵に引き込まれるような気がします。これぞ正真正銘のディープですよ。
posted by harukuni at 22:30| 東京 ☀| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月06日

美味しくて安いシャンパーニュ〜は手に入らない

少し前の東急カウンターはシャンパーニュ。何故だか妙に空いていました。

それはともかく、私は自分ではほとんどシャンパーニュは買いませんが、カウンターで飲んだシャンパーニュが美味しくて安いので購入しましたよ。ティエリー・ウリー(Thierry Houry)のブラン・ド・ブラン、ボトルで5,500円くらい。カウンターのメニューでは一番安かった。

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この日はほとんどがブラン・ド・ブランでしたが中でもすっきり爽やかな感じ。多分、だから好みなんだな。スパークリングワインで重厚なタイプは、余程バランスが取れていないと私には美味しく思えません。重い泡だと、なんだかぎごちなく思えるんですよね。

買って帰って飲んでも実に美味しく、極めて珍しくどこかで買えないかと思っても、東急にも楽天にも既に売り切れ。わざわざ頼んで取り寄せるまでは行かないしなあ。インポーターでも売り切れでおかしくないし。


印象的なラベルなんで次に出会える事を期待しましょう。ブラン・ド・ノワール、どこかで試せないかな。。
posted by harukuni at 20:26| 東京 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月05日

下御霊社について、お願いです!

やたら間が空いてしまいましたが、今回京都で行き高多神社の一つが下御霊神社。京都御苑のすぐ南東側にあります。神御霊神社と一対、全国の御霊神社の総本社的存在です。歴史も長い。豊臣秀吉の京都整備により現在地に来て、以後江戸時代には御所の産土神となったそうです。


建物の多くは京都市の指定文化財。江戸後期の物であるため国の文化財までは行かないみたいですが、宮中の建築を移築しているそうだしとても立派です。

本殿は仮皇居の内侍所,西側の鳥居(社殿が西面しています)の先にある重厚な門は旧建礼門院を移築したものと「いわれている」と京都市の解説板にあります。明確な証拠がないのかな。

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その門をくぐるとこれまた重厚な外拝殿。中に2基の神輿が納められ、大宮神輿と若宮神輿だそうです。なるほど、これは立派なものだ。

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感心しつつ境内を観察して歩きます。うんうん、実に味わい深い、良い雰囲気だなあ。いいなあ。えーっと。
雰囲気良いんじゃなくて、かなり、相当に傷んでないですか?

境内社がたくさんあるのが私の好みですがなんだか状態が厳しい。屋根は茅だか檜皮だかがほぼ剥落している。

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本殿を見上げると、表側の拝所や幣殿、幣殿から左右に伸びる廓などとても味わい深いんですが、屋根がかなり傷んでいる。本殿の屋根はカバーがかけられています。

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こういうカバーをかけてしまうとおよそ味気なくなってしまうんですが、見て回ったところこれは仕方がない。これ以上の劣化は何とか防がなければなりません。本殿の土台部分もひび割れじゃすまなくなっているし。。

境内南側の土塀と門は真新しくなっていました。良かった‼たぶん、優先して直さなければならない状態だったんだろうなあ。
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(下御霊社のHPによれば、今年2月の完成だそうです)

痛ましい状態をアップするは通常なら遠慮しますが、南側の塀との比較の意味と合わせて、本殿向かって左側の摂社とその背後の構造物の写真を載せます。
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社務所は後回し状態。ちょっと厳しい雨でも、それは大変だと思いますよ。

もうお願いの内容は言うまでもないでしょう。寄付でもお賽銭でも御朱印でも何でもいいので、極めて歴史の長いこの下御霊社に力を貸してください。よろしくお願いします!

私と言えば、時間が少ないためお賽銭として、一つの神社として最高額のお賽銭を入れました。本当に微力なんですが。居ても立ってもいられない気持ちだったのです。
posted by harukuni at 21:11| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする