2015年11月25日

中里道祖神に行った

遂に行ってきました。中里道祖神。
私の大師匠の1人、小嶋独観氏のサイト「珍寺大道場」に掲載され、衝撃を受けて以来、行きたくて行きたくて仕方の無かった場所です。
(大師匠のページはこちら)

しかし場所の特定が難しい。町村合併で「千葉県成田市」になっちゃうし、元々「何丁目何番地」なんかあるわけ無いし、付近に家がないので旧番号も振られずどうしようもないのです。その為今回訪れた時にとんでもないハプニングも起きましたが、訪れたい多くの方々(いるよね???)の為に末尾になんとか特定するための情報を書いておきましょう。

ハプニング発生のため、私は南側から近付きました。立派な自動車用道路を横切り、少し入るとすぐに判ります。意外なほど大きい鳥居が立っているからです。

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その鳥居の前に、立ちました。正面に大木があり、その脇には、大師匠の紹介したとおりの光景があります。

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鳥居を右に回り込みます。その側面に、いよいよ一層。

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一つ一つは小さく、神名を刻んでいない物がほとんど。私の定期入れと同サイズとか、もっと小さい物もあります。でも多くは小さいなりに祠の形を作っています。長方形の物だと、前面を彫り込んで祠にしています。
これだと「道祖神って言えるんですか?」と聞きたくなりますが、幾つか、というより結構数はあるのですが全体から見るとほんの一部なので、断言しかねますが、道祖神と刻まれている物もあり、かつ他の神名は全く無いのでやっぱりこれは道祖神なんだと思います。

こんなので埋め尽くされます。中央の薄く「道祖神」と見えている祠もごく小さいし、その左側とか、葉っぱのサイズと比べて欲しい。なにか、連れて帰りたくなるようなかわいらしいサイズの、でも一つ一つは石祠なんです。ちゃんと彫られているのです。

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由来由緒は今の所さっぱり判りません。ですが、正直この何も「感じない」野郎でも圧倒されるし、こんな言い方は嫌ですが気にする人には見せない方が良いと思います。凄すぎるよこれ。わざわざ来る価値が本当にありますよ。
(霊能力者とかパワスポ芸人とかエセ風水父娘とかそういう奴らにここは絶対汚されたくない)


これだけだと悪口を除いて大師匠のサイトの繰返しにしかならないのですが(でも「中里道祖神」で検索しても大師匠以外ほぼ何も出て来ないので、情報追加だけでも意味がある気はする。geolocation.wsってなに?)、そこから歩いて滑河駅に行く途中に発見したした物をお見せしましょう。

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数は比較出来ないですが、同じようなミニミニ道祖神(?)があるのです。上は中里道祖神脇の主要道とその西側の古い道が再度合流する点にある小祠の前、下は滑河駅に向かう途中の産土神社の前です。はっきり見えませんが、恐らくミニミニ道祖神と同じ作りなんだと思われます。

幾らか散在している事を考えると、これらの道祖神はこの地区にもっと多数に分布していて、それを何かの機会(明治の神仏分離かなあ)に概ね中里にまとめたのではないかと想像しています。大きめの祠ですが文化という年号も見えましたし。
歩くとよく判りますが、この辺りは地形の起伏が大きく、小集落が分かれています。この小さい道祖神を何かのタイミング、例えば生まれ、死去とか、何年に一度かの祭礼とか、或いは旅行や安産の祈願とか、そう言う時に作り、集落ごと、或いは今の中里道祖神の大木の傍に奉納する、そういう習慣があったのかも知れません。なら伝わっていても良い気もするんですけどね。

小ちゃくて、彫り込みもない今の時代だとロケットみたいな形の道祖神の山を見ていると、民間信仰(って言葉が固すぎるけど)の力をじわじわ感じます。その人の財力なのか願いの大きさなのか、判らないけどそれをサイズや彫り込みに念じ込めたんじゃないかと思います。一つ一つに納めた人の志はあるはず。それが、風化や苔むしの感じによりマイルドに成りながらも圧倒的な力で迫ってくるんです。こればかりは本当にここに行ってみて、感じて欲しいとしか言いようがない。現代の都市から排除された力を直に感じさせる所です。

なんでこれが市の史跡ですらないのか、理解不能!!!

さて、場所なんですが、まず成田線の滑河駅で、そこらから出ているコミュニティバスの「中里入口」がとても近いです。1日3〜4本ですが。付近の「楽満寺」がかなり有名らしいのでこれを目印に、バス通りから楽満寺に下る道の正反対に同じような道があるので(西側)、ここを入るとすぐ鳥居と大木がが見えます。
(車だと「首都圏中央自動車連絡道」の下総IC出口から真っ直ぐに伸びる道だよ。やっぱり楽満寺を目指そうね)

大きい道の一本入ったところなので自動車なら簡単に行けますが(駐車を気にする必要はないですね)、電車利用でも滑河駅ではタクシーも呼べるのでそこから中里入口までは2,000円しないくらいだと思います。帰りは歩いてみて欲しい。色々と心をくすぐられますよ。

あと、帰り途中の八幡神社にあったこれ。

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本体は珍しくないけど、その隣の縦割り君、道祖神に似てない?道祖神が陽石なのは珍しくないけど、この付近には他は皆無だったし、縦割りはまさか、わざとじゃないよね???
(だから歩いた方が良いんだよ・・・あ、ハプニング?私と運転手さんの僅かな言葉の食い違いのお陰で、コミュニティバスが私専用でぶっとばしてくれた事。高校生のカップル置き去り)
ラベル:道祖神
posted by harukuni at 22:13| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月21日

お買い得のボルドー

シャトー・ル・ゲイ。ポムロルに全く同名のシャトーがありますがこちらはAOCボルドー。それで1,620円(税込)だったので少し高めだなと思い、かつ東急本店で売っていたので買ってみました。

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飲んでみたらかなり良いですこれ。AOCボルドーにしてはかなり豊かな果実、カカオの風味と甘みがありますが濃厚とまでは行かず、きれいな飲み口でバランスがとても良いですね。1,620円なら大変なお買い得だと思います。ラベルがクラシックなのも私の好み。

果実の出方は新世界に近いながら、やっぱりエレガントです。ここがボルドーの真骨頂だと思いますね。
posted by harukuni at 17:21| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月16日

ワインをエンジョイ

先週の東急はエンジョイワインデーで、立ち飲み。テーマはヨーロッパ各国で、色々な国のワインが出ていました(ピノがなかったのは意図的かな?)。これは行かないわけにはいきません。

半分がイベリア半島で、しかもやけにポルトガルが多かった気もしますがこれも聞き忘れましたね。フランスはガスコーニュのロゼ1つだけでした(これがまた美味いんだ)。


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ルーチェの20年記念ボトルがいますがこれは番外で価格も当然高価。その左、カラフルなラベルと蝋キャップのワインはこれもポルトガルでTURRIS 2012年。実は1本2万円するワインで、ポートの会社ニーポート(Nieport)が作っているトップ銘柄だそうです。全然知りませんでしたが、それもその筈生産量が非常に少なくしかも毎年は作らないため、日本にほとんど入っていないんだそうです。

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ニーポートはスティルワインも多く手がけていることで知られ、私も別の物を飲んだ事がありますが、それが結構濃厚タイプだったのに比べこれは以外とエレガントでしみじみと美味しいタイプで少し驚きました。
(味に関係ないですがキャップがレクストラガヴァン方式、つまりキャップシールを貼って更に蝋を賭けてます。なんの為にこんな迷惑な事するんだろう)

その他、2日掛けて大体飲み尽くしましたが特に興味深かったのが下の2つ。

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上は、イタリアのプーリアのワインでジョイエ11年(生産者はVigllione)。プリミティヴォ、アレアティコ半々です。プリミティヴォは濃いワインを作りますがアレアティコは別名モスカート・ネロだそうで、これが半分なのでフレッシュでフルーティーな香りになっていますし、味もミディアムで果実味もおおいに有りつつ爽やか、優しい飲み口。素直に美味しいです。値段も2000円だし。

下は、スペインの「シェリー」、ヒメネス・スピニョラ・エクセプショナル・ハーヴェスト。これはシェリーじゃないですが場所はシェリーの生産地域。ヒメネス・スピニョラ社はペドロ・ヒメネスだけを作っているという珍しい生産者だそうです。その評価も高いそうですが、これは天日干しをしたペドロ・ヒメネスから作った中甘口。
そういう造りなので酸がほとんど感じられないのですが、少し変った感じながら柔らかい甘みがとてもきれいで美味しい。

その他も全部書いていたら終わらないので書きませんが、どれも美味しかったり興味深かったりでした(後者、例えば師匠曰く日本人1000人で美味しいというのは1人位だろうというレツィーナとか)。この企画楽しいです。懐にも優しいし。肝臓には厳しいけど。
posted by harukuni at 20:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月15日

フランスとトルコ

一度も行った事のない国だけど。(他のワイン生産国も、日本以外は無いよ)

宗教の一面に多少の知識は持っているつもりですが(神道とか、だんだん仏教とか)聖戦は有り得ても無辜の市民を標的にして喜ぶなんて、中世以前に逆戻りしている。

実際、多くのイスラム教指導者はISを批判し続けているし。

だから昨日の未明からの報道は余りに衝撃が大きい。色々な意味でね。

でもさ。トルコでもテロがあって多分ISで、100人以上死んだという、パリとすごく似ていた時に、どう報道されていたっけな。こんな大騒ぎだったっけ。

ISはイスラム教の教えからも(多分)異常に離れた、オウムみたいな集団だろう。そこに共鳴する人が少なからずいるという大問題はあるけど、これをもってイスラムの人を敵視する事はあってはならない。という話は概ね日本にはまだ影響がないけど、トルコとフランスで扱いが違うのは、なんなのかね。自分も偉そうに言えないし。
AMAZONにアクセスしたらフランス国旗が掲げられていました。それはおおいに良いと思う。でも、トルコ国旗はどうだったかな?

同じISのテロに抗議の意を示すんだったら、同じようにした方が良いんじゃないかな(もしかして、トルコのテロの後に同様に表示されていたんだとしたら、無知な私をご容赦を)

posted by harukuni at 22:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月12日

巨大過ぎのボックスボイテル

東急日本ワインの日のおまけです。

閉店時間が近づいてきて大分お客さんも落ち着き、四方山話になったときに先週のドイツの事を思い出して、ボックスボイテルの大きい瓶って有るのかなという話になりました(ハーフや4分の1は買った事もあったんですが)。
そうしたら、師匠が実に嬉しそうに「3リットルがありますよ」と発言。見たいなあ、と言ったらいきなり足元から取り出しました。

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他の瓶と比較しないとサイズがよく判りません。それで、間に入れてもらったのがこの写真(師匠は著名人で真面目な表情の瞬間なのでそのまま写真をアップ)。隣の椀子は太い瓶を使っているのですがそんなもんじゃないですね。厚さも増しますがなんと言っても「面積」の巨大さがすごい。口も太いし、よく作るなあ。

足元から出て来たのは師匠が自分で購入済みだったからで、売り物がもう1本有るそうです。意外に安くて2万円くらい。欲しくなりましたが、かなり飲んで回っていましたが流石に置き場所が無い事を考えて断念しました。

ワイン好きのパーティーに出せば受ける事間違い無しですよ。持っていくのは大変でしょうけど。
posted by harukuni at 19:53| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月10日

やっぱりすごい日本ワイン人気

先週末の東急カウンターは日本ワイン。混雑を予想していったのですが、土曜日の4時前に付いたらテーブル席は無人、カウンターも4人で1席空いてます。少なくて驚いていたら、最初の2種類を飲みきる頃にはあっという間に満員に。立ち飲みも出るくらい。「グラス(の洗浄)が追いついていないので少々お待ち下さい」というセリフを久々に聞きました。

今回の目玉は城戸ワイナリーで、瞬間的に8種類有りましたが、私が行ったときには既に2本(シャルドネ、ピノ。しかもシャルドネは最初から番外)が売り切れ。しかも残りも次々に消え、私がありつけたのはピノ・グリと終わり近くに2本目が空いたキュヴェ・アカネ(Cuvee AKANE:ボルドーブレンド)だけでした。

初日だけでも既にナンバー30に達した中、良いワインも沢山あっていよいよ日本ワインの品質向上を実感しましたが、特に気に入ったのは下のもの。

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上はメルシャンの椀子ヴィンヤードのオムニス(OMNIS)2012。下は先ほどの城戸キュヴェアカネ、2011。どちらもボルドーブレンドで、比率は違いますが品種は同じCS,M,CFです。

どちらも果実味とカカオやバニラのフレーバーが強いですが同時に非常に滑らかでしなやか、今でも楽しんで飲めるし、熟成も期待できそうです。城戸のアカネの方が少しがっちりして筋肉質かも知れません。

そして、同じくらい気に入ったのが下の写真の右。

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サントリーの、Japan Premiumシリーズ、マスカットベーリーAの「新酒」です。だから2015年。極めてきれいな輝くような透明度の高い赤色で、マスカットベーリーAによく見られる土っぽい風味がほとんど無く、まさしく「葡萄をしぼったまま」のような味わいですが中程度のコクときれいな酸味が有って引き締まります。

嫌いな人は居ないだろうと思う味です。これで2,000円弱。比べてはいけませんがオムニスもアカネも1万円超えで、確かにそういう味わいですが、2,000円のこういう美味しい日本ワインが出来る事に力強い思いがします。

ところで、どんどん売り切れるとは言え1日目に既に30種も有ったら(2本目が開く物もあったし)相当飲む私でも半分も達しません。日本ワイン人気、恐るべしです。(日本ワインの時しか見かけない方が多いですが、輸入ワインに興味がないとかいう人居るのかなあ?)
posted by harukuni at 20:28| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月02日

久々のドイツワイン

しばらく間が空いちゃいました。

先週末はハロウィンで渋谷はとんでもなかったですが、東急カウンターは全く関係ないドイツワイン特集。久々です。ドイツほぼ専門インポーター、ヘレンベルガーホフの宮本さんもゲストで来ていました。

個人的に贔屓のドイツワインと言うだけでなく、良いワインが多く出て大満足です。フュルスト(Frust、フランケン)のシルヴァーナとか、有名ですがフーバー(Huber、バーデン)のシャルドネと97年の単一畑シュペートブルグンダーとか、そのフーバーの甘口ムスカテラー(マスカット)とか、ラッツェンベルガー(ミッテルライン)の93年アウスレーゼ、王道とも言えるモーゼルのフォン・ヘーフェル(Von Hovel)の90年アウスレーゼ、前にも出ましたがシャンパン3品種ブレンドでゼクトだけをラインヘッセンで作っているラウムラント(Raumland)のトリムヴィラート2005年とか(上記いずれも畑名省略)。堪能しました。

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そのフュルストが最近ボックスボイテル(bocksbeutel)を止めたそうです・・皆「なんだかなあ」という雰囲気でしたが・・色々不便ではありますけど、伝統が重んじられる最近の風潮だから一部銘柄でも残して欲しい気がします。

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左がジルヴァーナ、右がリースリング。下がボックスボイテル瓶(参考写真)です。

しかし、なんと言っても驚いたのがお客さんの多さ。土曜日にはなんと第2テーブルまで出て来て、とてもドイツワインの週とは思えない大盛況。日曜夕方にも顔を出してしまったのですが、2本目になったワインも複数有ったし、番外編の追加も5種類くらい。それが順調に無くなっていました。

偶々なのかも知れませんが(ハロウィン無関係)、ドイツワインに興味を持つ方が増えているとしたら嬉しい事です。

ただ、土曜日の渋谷の帰りは大変だった…
ラベル:ドイツ
posted by harukuni at 21:36| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする