2016年03月31日

いよいよついて行けないブルゴーニュの値段

最近届いたメルマガ。ブルゴーニュだったのですが、ちょっと当惑させられました。

2008年のアルマン・ルソー、シャンベルタンが15万円。
2012年のクロ・ド・タールが4万円

近年の評価を考えても、差がつきすぎじゃないですかね??

嫌な感じですが、ブルゴーニュの超特級でもごく一部だけ極端に高騰しているんじゃないでしょうか。考えてみれば、2009年前後のボルドーも似た状態でしたっけ。

そういや、師匠が言っていましたがこれまで相当な額を払っていたブルゴーニュファンすら本当に買うのを止め始めたのだとか。恐らくはルソーだとかルーミエ、いわずもがなDRC、ルロワなどの特別人気品の話なのでしょう。
(クロ・ド・タールが一時ほど騒がれていないのは、卵なのか鶏なのか・・・)

更にそう言えば、ある古酒をたくさん扱う、老舗の信頼の置けるネットショップで、ジャン・グロのクロ・デ・レア、1978が、あの78年が、64,500円でした。
10万の位が抜けているのかと思いましたよ。これもちょっと信じがたい安値です(と言って払えないけど・・)。昔の仕入れじゃないみたいだし、なんでだろう。
市場で購買力を発揮している人達に、ジャン・グロを知らない人が増えてきているのではないかと推測しますが。あと、クロ・デ・レアはラベルが他と違うからね。

最近、ブルゴーニュの相場感覚がわけわかんなくなってきました。いよいよ手出ししない方が良さそうです(2015も下がらないだろうしなあ)。
posted by harukuni at 21:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月24日

ボーリューの珍しい古酒

先日のワイン会に持ち込んだのは、NAPAのボーリュー・ヴィンヤード、ボーモントという畑名なのか地名なのか銘柄名なのか判りませんが名前付きの、ピノ・ノワールです。その1970年。

ボーリューと言えば私もカベルネしか思い浮かばないし、このワインを発見するまでピノを作っていたことすら知りませんでした。買ったのはほぼ1年前で、かなりのお値段でしたが同年くらいのカベルネより安くて、しかもしばらく待っても売れないので思い切って買いました。

とは言え余り自信もなく、ただブロートベント氏の「ヴィンテージワイン必携」には4つ星の年となっていたので、それによって、まあ大丈夫だろう、衰えていたらその時は「珍品だから」で通そうと思って持ち込んだわけです。

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結果、まだ大丈夫でした。果実味しっかり残っています。相当円やかになり、全体にしっとりと落ち着いていますが、それでも甘みがカリフォルニアのピノらしい(by師匠)。実際おおいに楽しんで飲めたし、他の参加者の方からも好評でした。

カリフォルニアのピノはどうしても甘みが目立ち過ぎて今ひとつという声が強いですが(だからIPOBとか出来るんだろうし)、でも良い物は50年近く経って大丈夫だし、その甘みを個性として楽しむ手も有ると思います。と言うことが体験できました。

あと、ボーリューはもっと不安な物を同時に買ってるんですが、これ、どうしようかなあ。。。
posted by harukuni at 21:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月23日

東急日本ワインの感想

前回書いた日本ワインの、味などの感想です。とても全部は書けないので特に印象に残った物だけ。順番もまとまり無いですがご容赦を。

まずは、ファンキー・シャトーの2013年メルロ&カベルネ。言いにくいんですがメルロの方が圧倒的に美味。日本ワインとしてとても濃密で果実味やヴァニラの香り豊かなタイプで、その方面で実に素晴らしい。正直赤のトップでした。

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2013は前任の山野辺氏が仕込みくらいまでして辞めたそうですが、これは完全に山野辺氏のタイプですね。ただ、今後タイプは変わるそうですがそれは師匠が驚いたほど良いそうですよ。


これは白の2トップ。メルシャン大森リースリング2014と前回少々触れたファンキー・シャトーのStrate Cassee(発音に自信が無い)2014です。リースリングとセミヨンなので味の方向性は正反対。

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大森リースリングは極めてきれいな伸びやかな酸にうまく果実味が乗っていて、余韻もとても長い。実に爽やかながら豊かさも見えます。師匠の話だと、2013と比べて断然良い出来だったながら、2013の在庫がハケなくて仕入れに手間取りやきもきしていたんだそうです。そう言えば、2013かははっきりしませんが前に飲んだ時には大して良い印象はなかったですね。毎年2014みたいには、難しいだろうなあ。
Strate Casseeは酸は少なくて代わりにより豊かで濃密。果実の甘みも大きい。でも重すぎるようなことがなくてバランス◎。3本空くわけです(師匠が勧めるからですが、当然の味です)。

これは珍品、丹波のサペラヴィ2014。スパークリングは飲んだことがありますがスティルは初めてです。

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色は非常に濃いのですが味は正直平べったいというか、潤いに欠けるというか難しい。なので酸が浮いてしまいます。裏ラベルを見るとライトとミディアムの間にマークが有り、アルコール度数10%(!)だそうなので、中々難しいのかなあ。スパークリングは結構面白いという印象だったんですけどね。補糖の量とか、有るかも知れませんが。

そして、「こことある」のピノ・ノワールこれも2014。いまgoogleの検索窓に「こことある」と入れたら自動候補がぞろっと出て来たのでやっぱり話題なんでしょう。私は候補に「ぴのろぜ」があったんでそういや前にカウンターで飲んだな程度の認識なんですが、ちょっと情けないですね。

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その割りに、前回も書きましたが何故かラスト1杯にありつけました。味は、一番下と言うことも有るでしょうが旨み成分も多く、いわゆる優しい味わいの中に美味しさがあるタイプ(ファンキーのメルロの正反対)でしょう。
ただ、私は、中々良いとは確かに思うものの、そこまで凄いわけじゃなくないか?という感想です。仰々しく蝋キャップにせんでもええだろうに、とか考えちゃいます。
前に飲んだ緑ラベルのケルナー(藤沢農園、だったっけ?)の時も同じような感想だったので、どうも私はブルース・ガットラヴの良さを理解できていないみたいです。


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これはドメーヌ・ショオの水の綾(カベルネ・ソーヴィニョン)2013。香りが例によってブショネそっくり、でも味は違ってなかなか美味しい、これもファンキーの正反対だけど、というワインで、その味を確認しました。1〜2年寝かせて香りを消して飲みたいです。

そして、最後にファンキーのシャルドネ(事実上今回はファンキー・シャトー祭り)と高畠のシャルドネ・ヌーヴォー2015。実は高畠の圧勝。ファンキーのシャルドネは、セミヨンに比べると個人的には数段落ちる印象です。これこそ重ったるい。

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それに比べて高畠ヌーヴォーの半年保存品、私だけじゃあなくて飲む人みんな大絶賛ですよ。当然樽とかかかっていなくて、フレッシュ・フルーティーなんですがとても爽やかな果実味があるので水っぽさとか雑さとか微塵もなく、多分発売直後より円やかになっていて、実に活き活きとした飲んで楽しくなるワインでした。果実味の充実度からして良い葡萄を使っていることが判ります。

恐らく今回がたまたまではなく、やっぱり日本は今の所は白ワインの方がよくできているみたいです。前回写真を載せた熊五郎も素晴らしかったし。これまでの色々な経験からしても、間違いないところかと思います。それを再確認した会でした。
色々な力が続く限り、赤も飲んでいきますよ、勿論。
posted by harukuni at 22:18| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月17日

日本ワインは想像以上の人気(in東急)

先日の東急カウンターは日本ワインでした。

相当に込むだろうと考え、適当な時間に行くこと西鉄射たのは3時頃。第2テーブルまで出た状態で2席だけ空いていました。
早めにカウンターが次々に空いたので移動し、赤ワインの残量を見ると相当減っています。白・泡を聞いてみたら、これもかなり減っていて2本目突入もあったのだとか。まだ3時半、4時間半でこの状況です。想像してはいましたがやっぱりびっくり。師匠の話だと、全種類という勢いで飲んで行かれる方が結構居たのだとか。それにしてもなあ。

ところが、私がカウンターに座ったあとはめっきりお客さんが来なくなり、最後には顔見知りの特に日本ワインファンというわけでもない方と3人だけになってしまいました。前半の混雑が嘘のようです。
やっぱり、飲みたいワインが無くなる前にと考えた方が多かったのでしょうか。

今回は予備を豊富に抱えていて、菊鹿の五郎丸も2本有ったし(このワインの名前に対するお客さんの反応が変わりましたね、当然)。前は熊五郎とか言ってたんですが。

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ファンキー・シャトーのセミヨン:Strate Casseeなど3本目まで(これが美味かったんだ!)。番外編も続々出ていて既に初日から空いていました。

初日、長居して自分でレシートを見て呆れるくらい飲んでしまいましたが(でも、酔いは軽い気がする)、2日目も時間が有ったので立ち寄ってみたら更に幾つか空いていたので結局飲んでしまいました。この日も夕方だったので早婚ではいませんでしたが、次々にお客さんが来ていましたね。

前は常備状態だった小布施ワイナリーのワインがあっという間に売り切れてしまう状況になっているというのは、師匠に聞くまで気付きませんでした。日本ワイン、一部では過熱状態に入っているんじゃないでしょうか。

肝心のワインの感想は、またこの次に。
posted by harukuni at 18:12| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月10日

岐阜のアキバ

いま、中部地方に来ています。

町を歩くと、東京都は違う神社が山のように現れます。歩かないとわからない(byタモリ)。地図を頼って動きますが、発見があると欣喜雀躍!

で、これ。ビルの間に挟まってます。一見これでいいのかと思いつつ。

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ぜっったいに、秋葉神社です。だって、だって天狗の団扇だもん!(正式はなんて言うんだこれ)

というか、岐阜は秋葉神社だらけなので神社なら秋葉ですがここは鳥居もなんにもないのでお地蔵さんかも知れないし庚申塔かも知れないし開けないとわかんないんですがそんな失礼は出来ないんだけど(この間やっただろうお前)。

これは絶対に秋葉神社(三尺坊権現)です。

岐阜県南部や愛知県は秋葉信仰は非常に盛んらしいのですが(参詣バスまで出てる)、今日はっきり認識しました。でも、なんで秋葉なんだかねえ(愛宕もなくはないのだよ)。「近いから」とかだけじゃなく調べてみたいものです。困難だけど。

あと、全然関係ないけど岐阜駅の南側って朝10:30から黒服さんが立ってる豪華だか安っぽいんだか見解がまとまらない建物が並ぶ「街」なんですね。最初がそれだったんで印象強すぎるわ。。。
posted by harukuni at 23:14| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月08日

ブルガリアのマヴルッド

姉夫婦が東欧に旅行し、お土産にワインを買ってきてくれました。結構面白いと思ったので、購入場所がソフィアのカルフールで、ハンドキャリーで持って帰ってきたことを確認し、師匠のワイン会に出しました。カルフールのワインコーナーではまあまあ上の方のお値段だったと言うことでしたし。

それでもやや自信が無かったので師匠にお伺いを立てたところ、是非にと言うことだったので持ち込ませて頂きました。

完全国内向けなのは確実で、何しろラベルが全てキリル文字で何にも読めない。ただ、ラベルに大書されている6文字がMAで始まり、この2文字はアルファベットと同じと期待して調べて、葡萄品種のMAVRVDである事を確認できました。(日露戦争のロシア軍艦本が役に立った)

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ヒュー・ジョンソンやジャンシス・ロビンスンの本によれば、マヴルッドはブルガリアの土着品種で最良と見なされ。長熟も期待できると言うことです。

味わいは、恐らくかなりモダンに作っているのではないかと思うのですが、果実の濃さも有りながら結構エレガントで、ややスパイシーさも有りその辺りが個性的です。どちらかというとカベルネに似たタイプでしょうか。
当日師匠以外にもディプロマ保持者もいましたがブラインドで判るわけもなく。ただ、皆懐かしい(試験対策)とか面白いとか、味も良いと言うことで好評でした。

現場で、裏ラベルの一番下に小さくwww.mavrud.comと書かれているのを発見。また、コルクにASSENOVGRAD WINERYと書かれていました。ロビンスンの本によれば、マヴルトはブルガリアでも中南部、アセノフグラードの特産と書かれていました。上記リンクを見ると、共産主義時代からある巨大ワイナリーが近代化したところらしいので、mavrudをURLにしたり地方名を冠したワイナリーになっていると推察します。

楽天を見ると日本にも他のワイナリーのマブルッドが入ってきているみたいです。流通状態がやや心配ですが、最近全般に良くなっているという話も聞くので、試す価値はありそうです。
posted by harukuni at 20:53| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月04日

鳩峰八幡神社

先日、特に理由も無いのですが所沢近辺の神社巡りをしました。

そこで特に印象深かったのが、所沢市久米にある鳩峰八幡神社です。(正確な住所は、所沢市久米鳩峰2428)

林の中の長い参道を進むと古風な木造権現造りの本殿に出ます。広い境内にぽつんぽつんと神楽殿や手水舎、境内社がありますが、ゆったりとしていてとても落ち着く印象です。

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南側に一段下った所に、最大の摂社水天宮が有ってそちらも良い雰囲気です。

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東京23区には見られなくなった自然に溶け込んだ感じが何とも言えません。最寄りの所沢駅から歩きで20分はかかりますが、それほど高いところにあるわけではないので天気が良ければ散歩気分で気持ちよく行けます。おすすめです。
posted by harukuni at 21:48| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月03日

tonda とんだ所でDAIGO

とある大きい本屋に行ったら、表紙とタイトルにDAIGOが出ている本を見つけました。

しかしコーナーが芸能じゃない。なんじゃこれ?と思ったら某O川R法が書いた宗教っぽい本で、タイトルは忘れましたが(調べる気もしない)帯に「北川景子と結婚した」のがどういう意味だのなんだのと書いてました。

馬鹿馬鹿しさの極みと言うべきか、卑近な話題に乗っかる腕があると言うべきか、今考えると立ち読みしてみたら良かったかも知れないです。今から探すのは自尊心が許さん。

ただ、表紙のDAIGOの写真はちゃんとしてました。許可取ってるはずだよな?こんなレベルの本なのに(中見てないけど、まあね)。

DAIGOの関係者に信者がいるのか、すべからくオープンなのか。しかしこういう本を出すO川R法って、なんなんですかねえ。
posted by harukuni at 17:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月02日

お買い得ブルゴーニュ

随分間が空いてしまいました。この間ワインも神社も普通にこなしていましたが。

先週末東急カウンターはブルゴーニュで、比較的地味な生産者。行列が出来るような生産者だけ出してても仕方ない、という師匠の考え方です。土曜日の13時半頃行ったら、案の定実に静かでワインも半分は抜栓していませんでした。

やや別の意味で印象的だったのはジャン・グリヴォのヴォーヌ・ロマネ1級レ・ショーム2012。最近の流れに従わない、薄くて酸とボディが強く若い時は美味しくないワインを造る生産者です。

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試したところ、2012という年が良かったのか果実の甘みを感じて今でも飲もうと思えば飲めますが、その堅さは崩れていません。守り続ける姿勢には(真面目に)感服します。でも11年とか、どうだったんだろう。。

同じようなもんじゃないかと思って飲んで、びっくりしたのがこれ。

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ブリュノ・クレールのヴォーヌ・ロマネ レ・シャン・ペルドリ2013。開いていて果実味豊かでいきなり美味しいです。13年としても驚きだし、ブリュノ・クレールとしても同じく。師匠も驚いたと言ってました。もしかしたら今後スタイルが変わるかも知れません。(マルサネ・ロゼもなんか例年と違う感じだったんだよなあ)

ちなみに隣のミッシェル・グロ、クロ・デ・レアはスタンダードに美味しかったです。なんで人気無いのかなあ。少しだけ野暮ったい気がするし、まあ、他に有名生産者が多いからなあ。ラベルも一因だとは思うけど。


あと、白で美味しかったのがルイ・ジャドのムルソー・ペリエール。ネゴシアンものですが十分に豊かでクリーミー、ムルソー・ペリエールに期待するレベルに十分です。個人的には隣のよりシャープなピエール・モレよりもジャドの方が好み。(評価が分かれそうでしたが)

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以上挙げた全部のワインが1本15,000円程度かもっと安い。他の地域だと高価ですが、今のブルゴーニュのコート・ドールなら品質に対しておおいにお買い得価格だと思います。ジャン・グリヴォはちょっと判りづらいですが、どれも売っていれば狙い目だと思いますねえ。

長時間腰を据えて飲んでいましたが、カウンターはかなり静かなままでした。
ラベル:ブルゴーニュ
posted by harukuni at 15:39| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする