2017年05月31日

日本ワインはまだまだ人気らしい

先週末の東急は日本ワイン。一時期よりはお客さんが減ったとも聞きますが、土曜日の18時40分くらいに着いたときまだテーブルにお二方、カウンターは満員でした。

今回の人気の中心は恐らくですがドメーヌタカヒコと、イレンカでしょう。タカヒコは生産量も増えているそうですがまだ人気の方が上回っているらしく、知人はちょっと忘れていて買い損ねたそうです(銘柄によるでしょうけど)。北海道、岩見沢市のイレンカ(IRENKA)は今年リリースの2015年が初ヴィンテージですが東急に売り出しの問い合わせがあり、即完売したそうです。

葡萄作りは女性が一人でやっているそうで、醸造以降はブルース・ガットラヴという最近はやり、と言う言葉は適当じゃないかも知れないけど、よく聞くパターンです。

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ワインなんですが、言っちゃうとガットラヴ味。そんなものが有ると言い切れるほどまだガットラヴのワインを飲んでいないんですが、聞いていて飲むと「なるほど」と思ってしまいます。少々濁りがあって、赤だと色が薄くて、若いけどダシ風味が出てくる。そんなタイプです。

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隣に安心院のアルバリーニョが写っていますが、今回の師匠トップのお勧めはフェルミエのアルバリーニョ2種。安心院はやっぱり大人しいし、特徴がつかめないな。決して悪くないんですよ(いいちこの会社が作ってるって余り知られてない感じだったなあ。会社名「三和酒類」明記されてるけど)。

でもフェルミエの方がはっきり印象に残る。2016年はアルバリーニョを6種類作ったんだそうです。昨年までは、普通、陰干し葡萄ブレンド、オレンジの3つでしたが、「普通」を元々作っていた2つの畑で別にし、更にそれぞれをオーク熟成とステンレス熟成とに分けたんだとか。まあその、やりたいのは判るんですけど・・・というのは前に書きました。

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El Marは海に近い垣根作りの畑だそうで、畑の名前が無い(Barrica)方はより内陸の棚作りの畑だそうです。畑の差はともかく(判れなんて無理です!)、ステンレス熟成の方はきらきらしたようなフレッシュでちょっと塩っぽい果実味、Barricaはかなりはっきりと樽のニュアンスがありますがワインがそれに負けないボディを持っている感じで重厚感が出ています。少し寝かせた方が、樽が溶け込んでバランスが向上するかも知れません。

ファンキー・シャトーのカベルネ2014とか、ルバイヤートの2010年物(ボルドーブレンド)とか番外編も良かったです。というか番外編が沢山有って番外編から売り切れていったという話も聞きました。やっぱりお客さん多かったみたいですね。

え?タカヒコ?

飲んだのに何で記憶が無いんだろう・・・最後でアルコールが回っていたから、ですね。
posted by harukuni at 21:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月28日

卑劣な人格攻撃

議論で反対者の個人攻撃をするのは卑劣とされる。最悪なのは人格攻撃で、追い詰められた側があがくときに使う。議論の中身と無関係なことを攻撃するから卑怯だ。

それを国家の政府の、官房長官がやったのが元事務次官への「出会い系バー」だ。「地位に恋々としていた」の口撃だ。およそ民主主義国家の政府代表者のやることじゃない。日本は一気に19世紀以前の国に堕落したのだ。

すぐに言われていたことだが、たとえ出会い系バーに行っていたとして、誰がそれを読売にリークしたのか。天下り問題はあったがそれは組織、関係ない事がすぐに出てくる。明白に個人を貶めて、証言のインパクトを下げようとしたに違いない。ものすごくいやらしいやり口だ。

孫引きになるが日経が一面のコラムで政府を皮肉ったそうだ。経済主体の日経では余りないことで、「余程」だと受け取れる。民進党の野田幹事長が共謀罪と組み合わせて批判したのも決して便乗だとは思えない。安倍政権は気にくわないやつは共謀罪を使って黙らせる可能性があると、本当に思える。まだ成立してないから使えなかっただけだ。日本の警察はまともだが、「上から」言われたらやるしか無いだろう。

出会い系バーがけしからんならその人を事務次官にした政府がおかしいだろう。実務能力と個人の性癖は関係が無いし、今頃言い出すのはいよいよおかしい。攻撃されたから持ち出したとしか思えない。官僚のプライベートを見張って気にくわない奴は叩きのめす。ま、「政治主導」が良いって喜んでたマスコミも一因だと思うが。

与謝野馨氏が亡くなった。与謝野氏を代表として、この頃の自民党の人はとても立派な「保守」だったんだと思う。ウヨクじゃなかった。今頃感じて、申し訳ない気持ちで一杯だ。今の自民党は野蛮なウヨク集団に堕落してしまった。

そのウヨク関係者の発言に陛下が怒ったという毎日新聞の記事もあった(宮内庁は否定したが)。日本は本当に治安維持法の時代に戻ろうとしているように思えてならない。それが「民意」なら、一旦やってみて、その結果を民衆が感じれば良いだろうけどね。その時は、自分は山奥に避難するか、師匠ルートで海外に脱出してれば良いかな。

「諸外国」の目が気にならなきゃあ好きにすればいんじゃないの。中国はぶったたけて大喜びするだろうけどね。
posted by harukuni at 22:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月23日

不思議のお稲荷さま二つ

横浜市都筑区に佐江戸町という所があります。最寄り駅は鴨居。巨大なららぽーと横浜が有りますね。
そのららぽーとの西、約500m程の丘の上に杉山神社があって、私は更に西側、裏手から入りました。そこを終えて参道を降りて直進すると昔ながらの道という感じの道路と交わる交差点があります。

何気なく見回すと小さな鳥居が目に入りました。直進した左手、駐車場にあります。お、発見、と思って近寄っていく内に違和感を感じ始めました。鳥居の中にある、祠のはずの物が、あれ?という感じなのです。

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そばに来てみたら、こういう「祠」でした。

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コンクリート製の箱状の構造物に鉄の扉を付けて、その扉を真っ赤に塗っています。いても立っても居られなくなり中を覗いてみたら、小さいコンクリの台が置かれていて上に真ん中にろうそく、両脇によくある小さい陶器のお狐さま。榊を活けた瓶もありました。ちゃんと祀られているようです。なので写真は自粛。でも空間がやけに大きい。

私も相当色々な小祠を見てきましたよ。でもこれは一番不思議な形かも知れません。もう少し形を社っぽくする気にはならなかったのかなあ。理由についてあれこれ想像してしまいますがそれは私が他人事だから。場所から考えると駐車場のある商店の邸内社由来かも知れませんし、一応表に出ているので写真を撮ったし載せますが(駐車場のいつも社って迷うんですよね)、詮索するのも失礼かも知れないので、「不思議」という感想だけにしておきます。

そう言えば、この日初めに行った都筑区川和町の八幡神社にこんな物が。

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庚申塔や堅牢地神塔の列の後ろに置かれていました。土台は新しいし、上に乗っている狐はもちろん後からだろうし、大きな石飼の扉部分だけが残ったのだと思ったのですが、それであっても狛狐が彫られているのはあまり見たことが無いと考えたくらいだったのですが、佐江戸町のお稲荷様に出会ったおかげでこれが本体なのかも知れないと思えてきました。

それぞれの観察に再訪する価値がありそうです。
posted by harukuni at 21:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月22日

やっぱり美味しいブルゴーニュ(泣)

昨日の日曜日にカウンターへ。土日とも用事があり、日曜の18時半くらいに立ち寄りました。ブルゴーニュで概ね売り切れ。ただしルソースペシャルでさすがに高価な物は簡単に売れなかったらしく、4種類残っていました。クロ・ド・ベズでグラス14,000円では・・と思ったら、多分同価格のシャンベルタンは売り切れてました。

それで、最もお手頃価格のルー・デュモン(Lou Dumont)のドメーヌ物のACブルを頼んだら、2014年というのに結構果実味豊か。もうすこし柔らかいものをイメージしていたので少々驚きました。おお、お買い得かと思ったらボトルは5,200円くらい。やっぱり少し引いてしまいましたが、美味しいからその価値はあると思いますね。

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ルソーは見事に高い方から減っていたので、一つだけ、一番安い(シャトードジュブシャンを除いて)グラス5,000円(税抜き)のクロ・ド・ラ・ロシュを頼みました。

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さすがに美味いし、こちらも2014年として果実味がきれいで豊かです。もちろんデュtモンより奥行きがあって濃密でより豊かですが、案外似ているかもなあ。今文句なしに美味しいんですけど、もはやこのラベルの方ですら高くて手が出ません。悲しい。


ところで、一つだけ赤ワインの2015年が出ていました、昔から早く売り出されるジュブレ・シャンベルタンのフレデリック・エスモナンです。
特級のマジ・シャンベルタンですが2,400円でルソーのクロドラロシュの半額以下。昔からそういう評価です。そんなに悪くも無いんですが、何か物足りないんですよね。

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それが、2015年は色は濃いわ果実味バリバリだわフレーバーたっぷりだわ。その割りに味がやや固く、バランスがイマイチに思えますが先入観があるかも。ヴィンテージの良さがはっきり判ります。

ボトル2万近くするはずで、エスモナンにしては相当に高価です。ましてルソーとか幾らになっちゃうんだろう。既に手が出ないからどうなっても関係ないと言えばないんですが、考えるとやっぱり怖いです。
posted by harukuni at 20:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月20日

バカが最高!

だいぶ時間が経ってから書きますが、やっぱり大江キャスターのモヤさまは良かった。見とれちゃいます。
が、番組も立派。最初NHKのドキュメンタリー真似で始まったにもかかわらずトップに手島優を突っ込む素晴らしさ。その後の緩急も見事、北新宿の電気屋さんてどのくらいのファンが来てるんだろう。

上田に移ってある意味普通に歩いていて、まあ観光地ロケだな、と思っていたら最後の最後にお達者倶楽部を叩き込み、さなだめんと銀恋のスーパーコラボ。もう、どうやったら上田でお達者クラブを発見できるのかリサーチャーに頭が下がりまくりで、さなだめんって某目黒のなんとか博物館を思い出してやばいのに、しかもカラオケが凄すぎる。大竹の「夢見てんの?」まで出て「全てがドイヒー。」、感動的ですらありました。

モヤさま、バカを貫いてるのが偉い!キャスターがドイヒーやって、社長を冷凍室に投げ込んでる!東中野の女将さん、一度も見たこと無い!そばうちは時間が無い!バカばっか!超絶最高!

ほとんど変わらずすごく可愛らしい大江さん。38歳なんて信じがたい可愛らしさ。温泉で椅子を差しだされて「ありがとうございます」。超素敵、悔しすぎるううううううううう!!!!(機会ねえだろ?)

福田アナも、自然体でいけば良いよ。泣いちゃったのが完全ハプニング(撮ってない)だけど好感度抜群です。大江キャスターに追いつこうなんてオリンピックで優勝しますみたいなものなんで、努力目標としては最高だけど無理はしなくていいと思う。ド真面目さんが3代目という選択もさすがはモヤさまの制作陣。
福田典子さんほんと、頑張ってね。こすってね(知られてない業界用語が出るの珍しい)。

狩野アナの橋本真也が見たかったなあ。真面目に。
posted by harukuni at 20:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月18日

気になる鳥居の「天満宮」

川崎市宮前区に有馬という町があります。4丁目に、有馬荒井谷戸天満宮が見つかったので訪れました。最寄り駅は鷺沼です。正式名称かどうか?と思っていたら境内前の解説板にその通り書かれてました。

この辺一帯は基本的に丘陵部。ここも道路から山道を登りますが、木々に囲まれていて残念ながら桜が満開を過ぎていて(4月半ばでした)、良い感じだな、駐車場のクレーン車が少し邪魔だなあと勝手な事を思っていました。

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でも後で考えたら、既にこの風景で感じても良かったのかも知れません。鳥居の形が珍しい。平たい貫と額束、貫は少し短めですが柱の外に出ています。ここまでは明神鳥居の形式ですが、笠木が円柱一本です。この形式を宗忠鳥居と言い、京都の宗忠神社に代表例があるのでこう呼びます。まあ、街角の小さい神社とかだと気にしないで作ってこうなることもちょいちょいありますよ。

階段を上ります。正面から見ると急に見えますが結構緩やか。上っていくと境内が狭くて写真が撮りづらい。写真を撮らせるために作るんじゃ無いですからね。ぎりぎり撮った正面写真、向かって左側が張り出していますが、覗き込むとここにはシンクがあります。集会所も兼ねているのか。直に社殿内に作るの、無くは無いけど、また少し「きしみ」を感じます。
(内部の撮影はさすがに遠慮しました)

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横から撮ると、こう。

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神社と言うよりはどちらかというと仏堂の印象ですかねえ。奥行きが長く流れ造りではあります。瓦葺きも珍しくないです。そこはあまり気にしないでおきましょうか。

しかし、気にならずにおかないのが、手前の石碑です。
2基縦に並んでいるのがまず珍しいです。その前に並ぶのは狐みたいですが狼かも知れない。くるまれているんでよくわかりません。手前の石碑は、上部に富士型が書かれていますが富士の中に円が描かれているのはあまり見ない。その下の文字を、ネットで調べてようやく判りました。神道系の新宗教で教派神道の一つ、丸山教の碑らしいです。丸山教は富士信仰の流れを汲むので、富士型も判ります。

とすると、天満宮の社殿がこの地の信者さんの集まる場なのかな。ちょっとだけ調べましたが、教祖=親神様で、八百万の神々も崇敬しているとのこと。天満宮と一緒の社殿でも不思議は無いと言うことなんでしょうね。

石碑に刻まれている言葉や絵がとても興味深いのですが、アクティブな信仰を面白がるのは気が引けるのでこの辺で。ただ、境内の解説板の「由来」には触れておきましょう。(ふりがなは省略)

 江戸時代(二五〇〜三〇〇前)から当時の宮前村字有馬通称、荒井谷戸(現在の有馬三丁目二六番地付近)に三〇数戸の住民(氏子という)の手によって近くの天満宮より『菅原道真公』を分けて祭り、田畑の雨乞いなどの農業信仰として建立信奉されました。
 その後、明治三三年四月にこの地に移転し農業信仰は、元より道真公の学問に対する偉大な事績やその人柄から【学問の神・誠心の神】として崇拝されています。


いや、近世にもなると菅原道真が第一に農業の神として崇められることはあり得るんだろうけど。でもこの由来を読んで、ちょっと「きしみ」を感じてたんですよねえ。

鳥居の形状、意図的なのかなあ?
posted by harukuni at 22:04| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月12日

シュヴァル・ブラン・ブランvsマルゴー

古酒から1週間経ってカウンターは2014年ボルドー。行かないわけにいきません。

今回の目玉はなんと言っても、シュヴァル・ブランの白、ル・プティ・シュヴァル(LE PETIT CHEVALでしょう。初ヴィンテージです。なかなかのお値段(グラス3,564円)ですがボルドー白好きの私は特に飲まねばならない。

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うん、やっぱり特級の味だけど、2015のイグレックを並べちゃうと・・・。この値段を取るならもう少し頑張ってね。初ヴィンテージだから見守りましょう。

他、2014年の赤を飲みましたがやっぱり弱い年という感じです。線が細く、果実味がもっと欲しい。その中で突出していたのは実は初体験のクロ・レオ(Clos Leo)篠原麗雄さんという日本人が作っているので有名ですが、カスティリョンで7,000円以上するので中々手が出ませんでした。

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これが豊かだったんですよ。他はフィジャック以外左岸だったせいか上記の印象でしたが(フィジャックは若いと判らん)レオは果実味充実。もちろん重すぎるようなことは有りません。バランスが良く、既に文句なく美味しいワインでしたね。買いだなこれは。

で、これで終わりにするつもりだったんです。これで。。

隣の人が絶賛するんですよ。当然師匠も同調します。終わりのつもりと言うことはまあまあアルコール入っているので、頼んでしまいました。シャトー・マルゴーを。グラス6,900円(これでも相当割安)。

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うーん、確かに。それだけのことあるわ。
やっぱり線が細いんだと想像します。近年全然飲んだこと無いので。でも控えめながらもとてもしなやかで上品できれいな果実味を感じて、とても滑らかでエレガント。青みなんてほんのかすかにも存在しません。

更に驚くのはその余韻。大人しいのに華やか、それがほとんどいつまでも続きます。これは秒数を数えたくなるわ。この余韻は、クロ・レオも全くかないません。

少なくとも飲んで失敗ではありませんでした。痛いけど。凄いですねと感想を述べ、で、2015はどういう値段になっちゃうんでしょうと言ったら、「容赦なく高いでしょうね」。

2014年はボトル7万くらいだそうですが、9年・10年に比べればかなり下がっています。そして15年は無慈悲なことでしょう。払える人であれば、2014はお買い得かも知れませんよ。私は、買ってすぐ飲んで良いと思うし。
posted by harukuni at 20:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月11日

都心に立派な石像発見

神社巡りではなく目黒の近くを歩いていたら、安楽寺というお寺の前で文化財の解説板を発見。読んでみたら庚申塔などの石碑群が有るとのこと。ワインの写真を撮るつもりでカメラを持っていたので、撮ろうと思って入りました。

お堂の裏に石碑が並んでいます。あ、板碑が有る!中々都心じゃ見ないな、と思いながら庚申塔を撮って廻りました。刻像塔で立派な物が2基あり、やはり目を引いたので多めに撮影。あれ?頭に馬の頭が乗ってるぞ?

区の解説によれば文化財は全部で8基、庚申塔5基、馬頭観音2基、題目供養塔1基となっています。題目供養塔が板碑かあ。これは馬頭観音かもな、と思って家に帰って写真を再確認しました。

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三面六臂、第一の手(前面)は合掌し、右手には斧と剣、左手は上は独鈷かなあ、いずれにしても武器系統の法具ですが、このブロッコリーみたいな物は何かね。

調べてみるとやはり馬頭観音でした。精密とは言えさすがに表現が難しいですが、合掌した手は中指と小指を立てているそうで馬口印と言うそうです。持物には武器が多いのが特徴とのこと、かつ右手には蓮華の花を持つそうです。そうだったのか。
(以上、こちらのサイトから貴重な情報を頂きました)

そうなると延宝年間、一六七三〜八〇の造立になるのでかなり古い部類だと思います。

都内に馬頭観音は多数有りますが、私が見ている限り(多分500を越えてます)ほとんどが文字塔で、刻像塔はとても少ない。有っても座像が多くて立像は調べ直さないと判りませんがせいぜい5基とかだと思います。まさに安楽寺のように、寺院内に移されていると見ていない可能性も高いのですが。

馬頭観音探しはしていないので、私が知らないだけという可能性も高いのですが、こんな立派な像が目黒の近く(最寄り駅は不動前)にあるとは驚きました。住所は品川区です。

でも、馬頭観音には手を出さないようにしないといけない。いい加減収拾つかないので。(今は伊勢の八王子で盛り上がってます)
posted by harukuni at 22:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月10日

東急古酒2017GW編〜長いおまけ

もう一つ書かねばならないことが有りました。印象的なラベルです。

まずこちら。ネックを見るとドゥーツと判りますがラベルは7割くらい消滅してます。でも最下部をよく見ると「BRUT 1982」の文字が!ネックと合わせて必要な情報は残っていたんです。

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しかし。肝心の1982の文字の上に、亀裂が入っているの見えるでしょうか。既にこのときこの部分も砕けかけていたんです。
写真を撮ったあと、数名のお客さんが来てサービスしている内に、遂にはがれた!と思ったらほんのわずかな繊維でぶら下がり、蜘蛛の糸状態に。
コルクにも年号が入っていてはがれたらそちらで証明する気だった、とは師匠の話でした。

そしてもう一つ。1964のカロン・セギュールの、ネゴシアンラベルです。

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普通ネゴシアンラベルの場合は、瓶詰めしたネゴシアンの共通ラベルになって、ワイン名だけが差し替えられています。ところがこのカロン・セギュール、元のラベルデザインにかなり近い。オリジナル、最近はネットショップの写真を借りるのもためらわれるので、気になる方は検索してみて下さい。

なんと小さいハートまで。

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私にはこっちのラベルの方がかわいく思えますね。

ところで、前の写真を見ると、ネゴシアンの名前が入っているんですが「HANAPPIER PEYRELONGUE & Co」と書かれてます。アナピエ・ペイルロングと発音するそうですが

聞いたこと無いぞ

私だけだと説得力ないですが、師匠とソムリエI氏と3人揃って「聞いたこと無い」。
それで家に帰って検索したら、出てきたけど少ないなあ。。日本語サイトは皆無・・かと思ったら2サイト、アンティークの通販でした。グッズですね。

外国語のサイトを見るとそこそこ古いメジャーなシャトー物があります。右岸が多いなあ。1990年のACボルドーまで確認が取れましたが、そのあたりまでの歴史でしょうね。
ただ、ネゴシアン物のラベルはやはり共通デザインで、このカロン・セギュールはかなり異質。ラベル的には相当珍しいみたいです。


と見ていたらなんと!
ボルドーに住んでいたEdmond Marie Michel HANAPPIERの娘、Eliane Catherine Marie HANAPPIERがDaniel Jean Marie PEYRELONGUEと結婚したという情報が!!
19世紀末から20世紀の70年代くらいまでを生きたとのこと。間違いなくこのご夫婦が創始者でしょう。ネットって凄い。。。。

HANAPPIER PEYRELONGUE 社について日本では確実に私が最高権威ですな、この瞬間だけは。誰も羨ましがらないだろうなあ。私は大満足です。


あ、味ですか?ドゥーツは見事でしたよ。カロンは、中々良いんですが味の中に鉄の印象が目立ってしまう。
ボルドーで何で鉄のニュアンスかって?だって1964だもん。ポイヤックとサンテステフは収穫期に大雨をくらったそうですよ(マイクル・ブロードベント「ヴィンテージワイン必携」)。補強しないとね。
posted by harukuni at 20:58| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月09日

東急古酒2017GW編_続

実は昨日、「摩多羅神」について驚くべき発見をしてしまい、夜大興奮してブログにアップしたのですが、朝になってとある「まずいんじゃないか」ということに気付いて慌てて非公開にしました。

誰かに言いたくて仕方ないんですが、確認しないとダメでそれには大変な労力がかかりそうなので諦めます。口伝えなら良いかな。


ということで古酒の続編。まずは、ガヤのバルバレスコ1971。

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旨みの塊、大爆発。香りも味も見事にダシでくらくらするほど。ネッビオーロの真髄をまざまざ見せつけられました。


次は、ローラン・ペリエ、グラン・シエクル。ほぼ間違いなく80年代デゴルジュマンだそうです。熟成したシャンパーニュに見られるモカの香り、旨みもたっぷりですがまだ泡も見え酸もきれい。

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それと、なんと言っても瓶が良い(そこが一番?)。この瓶は今でも一緒ですがラベルは少しずつ変わっているそうで、それも80年代の根拠の一つだそうです。


これはブルゴーニュから、ルネ・ニュダンのコルトン・ブレサンド。ネックが写ってませんが1988です。

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まだ早いかと思ったら、やっぱり香り高いとは行かないものの果実味と熟成感のバランスがとても良い、私好みのタイプでした。他のブルゴーニュ?あんな高いの手が出ません!(ガヤ飲んでるじゃん)


そして、予想外に良かったその1のアメリカ、ワシントン州、シャトー・サン・ミシェル、カベルネ・ソーヴィニョンのコールドクリークヴィンヤード、1983です(長いよお)。

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これと全く同じワインが前にも出た記憶があるんです。うろ覚えですがヴィンテージも同じかも。そして、大したことないなあ、という思い出でした。
それが、このボトルについてははるかに好印象で、1983なのにまだ若さを保っていて味わい深い。わずかに青い感じがするのも個人的に良い感じ。
師匠も「前のより全然良いですねえ」とおっしゃる。記憶は誤っていませんでした。アメリカのカベルネ、ワシントン州でも結果を出してます。


予想外に良かったその2はイタリア、ブルネロ・ディ・モンタルチーノ、コッレマットーネ、1990です。立ててありますね。まだ絶対若い。

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若いんですがすごく良い飲み頃。果実味が横溢してますが柔らかく円熟し、果実の甘みと熟成の滑らかさがちょうど良い。絶賛しましたよ。こんなに美味しいブルネロは多分初めてです。元ブルネロのカーゼ・バッセは全く別方向でめちゃくちゃ美味しいけど。(値段は雲泥の差)


最後に中甘口と甘口。モーゼルのレナート・ファイト、「ゴールトトレプヒェン」シュペトレーゼ1996、それとソーテルヌ(正確にはバルサック)のシャトー・ド・ロラン1971です。
レナート・ファイトはまあ、まだ全然若いですなあ。ただ酸が落ち着いてきて円やかさが現れています。まさしく円熟のモーゼルに求める味でしょう(すごく若いのも別の味で美味しいけど)。

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ド・ロランはソーテルヌのグレート・ヴィンテージ1971にしてはやっぱりあっさり目。その分軽快なタッチと言えて、快い、重すぎない甘みがあります。格付けの無いシャトーとしては大いに踏ん張っていると思います。
日本ではやっぱり人気の無いソーテルヌですがこういうフレッシュ感がある方が受けるかも知れません。お手頃価格だし。

他にも良いワインがいっぱい。今回は古酒ウィークの中でもかなりの当たり回だったと思いますね。私が飲めなかったブルゴーニュも聞いていると揃って大好評でしたし。
posted by harukuni at 20:32| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月06日

東急古酒2017GW編

先週末の東急はGWおなじみの古酒ウィーク。初日は混んでいて、なぜか二日目は静かでしたけど途中から混みました。

今回は一つ残らず状態が良く、美味しかったそうです。全部なんか飲めないからね。でもかなり数を飲みましたが確かに美味しかった。アウトが無いというのも見事です(いつもは1本は状態ダメで下げられるんですけどね)。

その中でも取り上げたいのは、まずは以下3本。突出です。

一つ目は白で、ディディエ・ダグノーのプイィ・フュメ、シレックス1990。

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これがシレックスなんですよ!!なんてだっさいラベルなんだ!麗しすぎる。
でもグラス9,200円って。。
飲んじゃいました。こういう味になるんだ、と感慨深し。でも味で言うと9,200円は高いな。ラベル込みで認めますが。褒めてない・・・
いや、あのダグノーがこういう味になるんだ、と言う経験として非常に貴重なんですよ。でもさ、美味しいかって言うと、やっぱり微妙かなあ。(知ってるんですよ、古いサンセールとかの味って)


次はおなじみ、ブルゴーニュのゴヌーです。って言ってフランソワの方。ミシェルもそれ程じゃないですが、フランソワはいよいよ有名じゃないですね。
しかしこれが良かったんですよ。ポマール、リュジアンの76年です。

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香り高くはないですが、実に味わい深い。華々しくはないもののしっかりと出てくる旨み、カラメル系の熟成した甘みと香ばしさ。グラスに入れてしばらく時間をおくとどんどん開きます。とっても美味しい。

これが安かったんですよ。グラス2,500円くらい。他の高価なワインにコスパを加えて比べたらダントツです。ポマールは日本では人気が無いですが、だから「賢い消費者」にはチャンスでしょう。

そして、ボルドー。今回の白眉です。フィジャック70年。グレート・ヴィンテージです。
美味しすぎてうなっていたら、賛同者が現れて、2人でうなると他の人も気になる。で、皆さん飲んでびっくり状態で、なんと2日目にもう売り切れていました。最近ボルドーでそんなの無い。もちろん師匠もソムリエI氏も大絶賛だったし。

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清らかと言う言葉がぴったりくる。まだ若さも残りながら透明感が現れていて、もちろん熟成感がありますがそれだけではない「果実」の味わいが見事。熟成したワインの果実味なんですよ。本当にきれいでした。

個人的にはほんのり香る青さ、杉のような風味が見事すぎて完璧なんですが、やっぱりネガティブな意味で青さと取る方も居ました。その方が「美味しい、香りと味の印象が違う」と褒めていたので、私はぴったりの印象だったんですが、それはおいといて素晴らしいワインだった。70年というヴィンテージの良さが如実に表れていましたね。

他にも見事があったので、感想を続けますか。
posted by harukuni at 21:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする