2017年04月10日

清水の坂

ブラタモリ、奄美大島を3回放送したあとに先週末は清水寺。奄美は初回が歴史・文化、あと2回は自然を取り上げました。この2回と、清水寺1回だと私はやっぱり清水寺の方がお気に入り。インドア派です。ふぐのミステリーサークルは面白かったけど。

奄美大島に比べ実に限られた範囲がテーマの清水寺でしたが、興味深いことが一杯ありました。前から起伏が激しいところだと思っていましたがこれほどとは思わかったし(人が多くてゆっくり見られないんですよね)、こんなに多くの川があるとも知りませんでしたね。

川の妖精が出現したのはおもしろかったなあ。

そして、清水寺付近が生死の境だったこと。多少は知っていましたが、六道珍皇寺がこういう位置づけだったとは知らなかったです。不勉強にも小野篁伝説も知らなかった・・・(有名人ですが、肝心な何で有名なのかを知らなかった)

もっとも印象的だったのは、最後の墓地。鳥辺野が今でも葬送地として存在しているのも知らなかったですし、ここまでの規模とも今更知りました。まあ墓地じゃあ観光客に知らせないのは当然ですけどね。

番組では触れるのは難しいでしょうが、清水坂は平安〜中世、「清水坂非人」という賤民の集住地でした。なぜ清水坂なのかと不思議に思っていたのですが、あの世とこの世の境目、彼岸と此岸の交わるところだったからなんですね。非人は穢れを清める事を最大の職掌とし、自身が穢れを背負けう存在だったからこそ他の清めを行うことが出来たのです。当時の穢れで最も重いのは死。死の穢れを祓う、葬送に携わるのが非人の重要な役割だったんです。

一般の人が非人になってしまうことは悲惨なことでしたが、一方で中世までの非人は武装して戦闘する力すらある集団でした。朝廷の警察軍である検非違使の活動にも加わっていたくらいです。

そういう人達の居たところだったんですねえ。納得です。墓地を観光するのは良くないですが、入り口から見るくらいはしたいですね。

次回は祇園だそうです。牛頭天王、出てくるかな?
posted by harukuni at 20:51| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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