2017年11月13日

マデイラワイン1850

先日のカウンターはポルトガル。しかも、マデイラのスーパーオールドヴィンテージが出ました。
1971,1969,1907(!)、1850(!!)これは、飲まずには死ねません!!!

マデイラは伝統的にすごく古いワインを残していて、19世紀のアメリカで17世紀の物を飲むのが流行るとかいうレベルなんですが、今では相当少なくなった。フィロキセラも打撃を与えたようですね。インポータの人が来ていたので色々聞いたら、今回のマデイラで1969以外はドリヴェイラ(D'OLIVEIRAS)という会社で、ここは一時期事情があって出荷できなくなり、結果古い年の在庫がたくさんあるそうですが、有名なバーベイト社は19世紀や20世紀初頭などのワインをほとんど持っていないそうです。


で、絶対飲みたいんですが混み方の想像がつかない。1850に気付いて殺到するか、ポルトガルなんてでガラガラで終わるのか。万が一のことを考え、普通は神社を回った後の遅めの時間に行くのですが12時くらいに行きました。

結論から言えば、私がいる間はガラガラ。ずっと一人で、師匠と、インポーターの人と話してました。懐かしい話が多くてそちらも大満足。ガタンかガタオか、やっぱり発音が極めて難しく、でもどちらかというとガタンで、でも綴りがガタオにしか見えないので木下コーポレーションではガタオにしているそうです。
ランサーズとか懐かしすぎる(って今でも扱っているそうですが)

で、肝心なのは1850年。

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他のヴィンテージももちろん飲みましたが、予想通りそれほど違わない。凄いのか変化が無くてつまらんのか悩みますが、円やかな甘みと引き締める酸、カラメル風味、だんだん広がってくるクレーム・ド・ブリュレの風味、素晴らしい。ただし、1971の方が美味しいという意見もあると思います。

やはり年代を堪能するもの。歴史を感じる1本です。と30ml 9,800円を納得しますが、167年前、江戸時代(ペリー来航3年前)のワインだと思えば、やっぱりすごいですよ。

最初に同じカウンターに板方が「ラ・ターシュ1本か」と言っていました。私がどちらを選ぶか聞かれたら、全く考えること無く1850マデイラですね。私の価値観ですけどね。

多分これ以上に古いワインを飲むことは無いでしょう。記憶に残らざるを得ない体験でした(売り切れたのかなあ・・・・・・)
posted by harukuni at 18:42| 東京 ☀| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月07日

南アフリカの見事な甘口

先日の東急カウンターのテーマは南半球。しかし、数が多くなりすぎるので南アメリカは除外し、豪、NZ、南アです。

今回は南アフリカのブーケンハーツクルーフ祭り。だけでもないですが、7つ椅子のバージョンは全種類ありました。シラー、カベルネ2畑、セミヨン。私はセミヨン好きで、このセミヨンは実に美味しかった。
しかしそれ以上に注目せざるを得なかったのが甘口。ノーブル・レイト・ハーベスト(Noble Late Harvest)です。

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葡萄品種は元のラベルには書いておらず、インポータののラベルに「セミヨン他」とありました。ノーブルと名付けているので貴腐入りか。
香りには貴腐を感じますがそれほど強くなく、甘みも爽やかさを保っていて全部貴腐では無いでしょう。密度が高く、しっかり甘いですが果実風味が前に出ていて、バランスがとても良く、余韻もとても長い。

美味しい上に爽やかさがあるので、これなら私でなくても一人でハーフ1本飲めると思いますね。

そんなに高くもないようです。東急ではまだ発売していないとのこと。これは買ってしまうなあ。

ところで、そろそろ他のシリーズも飲んでみないとなあ。価格帯が全然違うけども。
posted by harukuni at 21:21| 東京 ☀| Comment(1) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月02日

予想を超えてきた、地味なブルゴーニュ

このあいだ、家で開けたワイン。ジョルジュ・シコート(GEORGES CHICOTOT)のニュイ・サンジョルジュ一級、レ・サンジョルジュ1988。
1988はブルゴーニュもボルドーも同じような評価で、中身はあるがとにかく固い。酸やタンニンがぎっちり。その為中々魅力的な物にならず、悪い年ではないにも関わらず人気が低めです。

そんな感じかなと思いつつ開けたら(購入したのは今年の1月末)、予想外に熟成感があり、柔らかく滑らかで固さを感じない。なめし革の風味やダシの旨みも出ていて、温度が上がるにつれて尚開いていきました。正直、予想を超えた美味しさでした。

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ニュイ・サンジョルジュでトップの畑で88年。ただでさえ固いイメージ、生産者もそれほど有名じゃない。かなり地味なワインですが、良い買い物でした。12,400円でしたよ(2割引セールだったけど…)。

ところで、全く同じ畑、年、生産者のワインがついこの間のカウンター古酒の回で出ていたんですが、もっと固い印象でした。それもありますが、そっちの写真がこれ。

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ラベルが全然違う。いや、同じワインでラベルが違うことはブルゴーニュでも時折ありますが、ここまで全くデザインが異なるのは、ノースバークレイみたいな特別な買取業者が入る場合しかないと思います。(後はオスピスだけど、オスピス・ド・ニュイは違う)
このワインは、家で開けた方が特別ラベル。紋章みたいな青い地のマークに飾り文字があって、1文字はMで、あとは多分Cと、なんだろう、とにかく何らかのキュヴェぽいですね。

それもまた、面白くて一層楽しめました。
posted by harukuni at 22:30| 東京 ☀| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月26日

不思議なラヤス

前回の東急カウンターはローヌ。Ch.ラヤスのラ・ピアラード(LA PIALADE)が出ていましたが、私が2日目の結構早めの時間に行ったときには、台風接近で雨も欠航降ってきていたのにもかかわらず既に売り切れ。聞きませんでしたが、初日に売り切れたのかもしれません。

なにしろグラス648円(税込み)というお手軽さ。それで皆が求めるラヤスの味の片鱗があるかというと、師匠の言葉から推察するに有ったようです。2012とまだ若いのにかなり淡く、オレンジがかった色合いで風味に熟成感があったとか。

同じくラヤスが作る、Ch.デ・トゥールのヴァケラス2010年も出ていてこちらはまだありました。

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ラヤスの系列は、フラグシップのシャトー・ラヤス(CNDP)、ピニャン(CNDP)、Ch.フォンサレット(CDR)、デ・トゥールが有りますが、私はラ・ピアラードは記憶にありませんでした。ラベルを見ると、ラヤス〜フォンサレットの系列(最近著作権が厳しいので、ショップから写真を借りるの止めました)。この系列のワインの全部の格下品だそうですね。ラヤス&ピニャンに加え、フォンサレットの畑からのブドウもあるそうです。だから4番手というわけでもない。

フォンサレットは、畑は違いますが醸造はラヤスで行っているそうです。一方デ・トゥールは、醸造所も違う。その為なのか、随分味が違います。デ・トゥールの赤はかなり色も濃くボディがしっかりした印象です。今回もそうで、2010年でラ・ピアラードより古いのに、若く思えると師匠が言っていました。
ラヤス系はどれも色が淡く、実際のヴィンテージよりも年数を経ている印象を受けます。獣臭も、デ・トゥールは余り感じません。

古酒の週の印象でも書いた通り、私は今のラヤス人気が今ひとつピンときません。とても美味しいと思うときもあれば、何だかな〜という事も有り、かつ獣臭が強すぎる印象の時が結構あって、絶賛する人と嫌いという人が別れる、飲み手を選ぶワインのように思えるんですよね。どうなのかなあ?
なお、あくまで赤の印象です。白は皆に喜ばれるように思います(ここも不思議と言えば不思議)。

残念ながらラ・ピアラードを飲めなかったので味を再確認することは出来ませんでした。次の機会を得るためには、金額がきついか、見つからないかなんですよね。フォンサレットも今じゃ入手困難or/and高価だし。

CNDP:シャトーヌフ・デュ・パプ
CDR:コート・デュ・ローヌ
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2017年10月17日

ジョルジュ・ルーミエを飲んで思う

ジョルジュ・ルーミエ(Georges Roumier)。今や日本では5本の指に入る人気生産者だと思いますが、わたしの周囲には意外と賞賛しない人が多くいます。月例のワイン会を開催してくれる友人もその一人ですが、かつては今みたいな超高額では無かったので買っていました。先日の月例会は、そのルーミエでした。

ラインナップは、2001年のコルトン・シャルルマーニュ、1993の村名シャンボール・ミュジニイとレザムルーズ、それに2001のリュショット・シャンベルタンでした。

ルーミエとしてはある種異色(唯一の白&ボーヌ…唯一、だったっけ)のコルトン・シャルルマーニュ、なかなか良い感じに熟成していてハイレベルのブルゴーニュ白として素直に美味しい。最近はこれも高くなりましたねえ。

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93年の村名とレザムルーズ。価格も評価もお話にならない差ですが、味はそんなに差が無いような気が・・ただ、主催者によれば買った時の店での状態がレザムルーズはイマイチだった可能性があるそうで、実力を発揮していなかったかも知れません。

村名はまだがっちりした感じです。色、香り、味わい全てにおいて。一方レザムルーズは少しエレガントな、やや進みが早い感じ。こなれた赤系果実がとても綺麗で好印象です。1993は赤は中々高評価ですから(途中から変わった)、ルーミエとしては逞しいワインが出来た年なのかも知れません。

リュショット2001年は当然まだ若くてしっかりとしていますが、村名シャンボールの印象からすると案外若い果実味を楽しみながら飲むことが出来ました。ヴィンテージの特徴でしょうか?バランスがとても良いのは確かです。

長命と言う点と、バランスの良さを考えればけっして悪くないものの、「そこまでか?」というのが私の周囲のルーミエに対する、代表的な評価です(もちろん最高という人も居ますよ)。その意見に影響されている可能性も大いにありますが、やっぱり行きすぎの感を受けますね。

飲まなければ判りません。貴重な機会でした。
posted by harukuni at 21:14| 東京 ☁| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月04日

東急古酒2017年秋ー後編

今回、白は余り飲まないうちに品切れ多数。特に、周囲の評価大だったフォンサレットの04の白を飲めなかったのは残念。でもまあ、出会いですからね。縁がなかったと言うことです。

その中で、ウンブレヒトのテュルクハイム・ピノ・グリ(長いんで正式名称は写真で勘弁)は1999年とそれほど昔でも無いのに色は茶色に近い黄金色。でも味は甘口と辛口の間。何じゃそりゃ、と言われても仕方ないですが飲んだ最初はドライなのに飲み込む当たりで甘みが結構はっきり出てくる印象なんです。

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その意味で非常に面白い。香りに、やや貴腐を感じるかなあ。自信なし。
隣はアルフォンス・メロのサンセール・キュヴェ・エドモン2000年。サンセールってたまに古い物が出ますが、若いときと印象がものすごく変わります。石鹸みたいな印象になります、ってちょっと表現が妥当じゃ無いんですが、他に思いつかない。

若い方が好きかもなあ。。。

とっとと赤へ。ブルゴーニュ連発になりますが、まず1997,ジャン・グリヴォのヴォーヌ・ロマネ1級、オーブリュレの97年。

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案の定人気が無くて最後まで残ってましたが、97という軽い年なのにまだ色は若々しく、そしてタンニンがかなりあって固いのなんの。聞いていた通りと言うべきでしょう、これじゃ人気出なくて仕方ない。でも80年代初頭までは最高ランクの評価だったんですよ。

一時期評判が落ち、その後造りが固い方向に向かって、まだ飲み頃じゃない物ばかり。いつ飲めるんだこれ。将来性はあると思うんですけどねえ。

同様に人気は無かったですが、個人的には結構行けているじゃ無いかと思ったのが、オスピス・ド・ボーヌ、コルトン・キュヴェ・ドクトール・ペスト1988。これもコルトンだけあってがっちりしていますが、熟成感が出てきていて美味しくなってきてます。

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オスピスで肝心なのは熟成業者だと言われますが、ん?何だ?よくわかんないぞ??
写真だと隠れてしまってるんですが、「作った」のがMichel Rossignolで、ボーニュのニューマンという会社とケルンのFegers und Unterbergという会社の名前が大書されてます。ミシェル・ロシニョルが寝かせたって事かな。いずれにしても「よくわかんない」です(こういう例ちょいちょいありますけどね。樽を落札した人が熟成先に頼むって言う形だと思う)。

かなり美味しかったのが、最終日に開いたジャン・ミシェル・ゴヌーのポマール・ペリエール1985。ポマールのゴヌー関係者(一族だろうなあ)の一人ですが、一番有名なミシェル・ゴヌーとは違います。春にもう一つのゴヌーが出ていた記憶がある。

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春のゴヌー(確かフランソワ)も良かったと思いますが、秋のゴヌーも良かった。熟成感たっぷり、ダシ風味。全体にボリュームが小さい気もしますが、旨みは十分です。ブルゴーニュの古酒として申し分ありません。
ラベルがやけにきれい。蔵出しかな?古いワインを出すゴヌー系列と言うことでしょうか。


ブルゴーニュばかりだと何なので、っわけじゃないですがボルドー、クロ・ド・サルプ1966。一時期ずいぶん沢山古酒が出回っていて、よく知らないシャトーで、それほどお手頃という値段でも無かったので手が出ませんでした。飲めて嬉しい。

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長熟、時間がかかることで有名だそうです。味も良かったですよ。こなれていますが果実味もちゃんとあるし、ほんのりと青いところや下草、腐葉土やお茶の感じがいかにもボルドー古酒。まだ落ちてはいません。
これならグラス4,500円でも適切ですね(50年ものだっつの)。


以上、省略したものも有りますがやっぱり今回は赤でした。
もちろん、ジレットは大例外です!
posted by harukuni at 20:48| 東京 ☁| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月29日

東急古酒2017年秋ー前編

なんか「ワインと模型と神社」じゃ無くて「寺社仏閣」ブログになって来た感があるので、ワインの話を書かないと。もう2週間前ですが、東急カウンターは秋の古酒だったので書かないわけにはいきません。

ところで、ラインナップの中に2006年のコント・ラフォンという「古酒?」と思う物が入っていましたが、師匠自身が「何でこれを入れたのか思い出せない」と言ってました。

3連休は、本当は友人達と旅行の予定でした。所がその旅行は台風に吹き飛ばされてしまったので、日にちと予算をカウンターにつぎ込んだのですが、明らかに高くなってしまいました・・・

リストの中で、出す側もお客さんも絶賛していたのが1992年のルジェのエシェゾー。どうもアンリ・ジャイエが作ったらしく、師匠は味からして間違いないと言っていましたが、なにしろ17,280円(グラスですよ、念のため)。遂に誘惑を振り切ることが出来ました。なので写真もありません。

さて本題。飲んだワインで特に印象的だったのは、まずは何をおいてもこれ。シャトー・ジレット クレーム・ド・テット、1989年。ほぼ最新ヴィンテージです(1990がアドヴォケイトで評価が出ているとのこと)。

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1989年はまだソーテルヌ全体が古い造りの時だし、中でもジレットは味はかなりクラシックになるので当然ですが、甘みは抑えめでエレガント、流れるようなあでやかさ。ジレットとしては、やっぱり若い味かも。堪能しました。

それにしても、昔から思うんですがクレーム・ド・テットじゃ無いジレットって存在するんだろうか。
そう言えば、以前にコメントでジレットのヴィンテージ一覧が判るサイトを教えて頂きましたが、確かあれもクレーム・ド・テットだけだった記憶があります。確かめよう。

次はこれかな。パイパー・エイドシックの1966年。

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もちろん大いに熟成したモカの香りや旨みが見事でしたが(まだ少し泡があったのは驚いた)、なんと言っても強烈な印象は、裏。

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いくら何でもこれはちょっと…と感動。師匠を含め他の人も大いに楽しんでましたが、これが表だった時期もあるそうです。まあ、時代によってデザイン感覚は変わりますからね。

お手頃価格ラインでは、南ローヌのラストー、ドメーヌ・ラ・スマド(Soumade)と、あのボーカステルの単なるACコート・デュ・ローヌが揃って1998年(ローヌのスーパーヴィンテージ)で、美味しいしグラス1,300円と1,000円。私は知りませんでしたが、スマドはかつてラストートップの生産者と言われた時期が有ったそうで、その頃の物のようです。

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どちらもまだ果実味を保ちながら、粗さは無くなっていて練れて円やか。味わいも複雑で、スパイシーさや濃さを残した果実が楽しいです。ラストーの方に幾分獣っぽさを感じますが、嫌みではありません。

売っていたら欲しいくらいです。スマド、確かに良い生産者なんだなあ。今はどうなのかな?楽天を見ると最近のヴィンテージもあるから、試してみようかな。

1986年とはるかに古く、格もはるかに上のラヤスのピニャンも出ていました。お値段もはるかに違います。状態も良く、みんな褒めていましたが、なぜか私にはぴんと来なかった。もちろん良いんですけど、コスパだけじゃ無くて98の2つの方が好印象でした。やっぱり果実味が好きなのかな?
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でも古酒も大いに飲むし、1972年ムートンは色も香りも味も非常に淡くてはかないくらいでしたが、その旨みが大いに気に入りました。経過年数を考えれば同格のお値段でしょう。(この2つを飲んじゃったから一気に支払いが炸裂したんですけど)。

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1972はボルドーの最低ランクのヴィンテージだし、この頃のメドック1級(ムートンはまだ2級ですが)はオー・ブリオンを除いて軒並みガタガタの評価ですが、こういうのなら良いですね。もちろん、以前に飲んだ元気一杯だった73オー・ブリオンと比べちゃうと相当貧相ですが、何というか、品の良さを感じます。
オフヴィンテージだから安ければもっと良いんですけどね。。。(身勝手)


まだまだ有るので、後編に続きます。
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2017年09月05日

コルトン尽くし・・「ほぼ」

先日のワイン会、ブルゴーニュをそろえるのは珍しくないですが、コルトンだけ(ほぼ)というのは中々珍しいでしょう。

4本で赤白半々。

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白はコルトン・シャルルマーニュで、ドメーヌ・フェヴレイの2003年と同じくドメーヌ・ルロワの1999年。
赤は、「ほぼ」コルトンのペルナン・ベルジュレス(無理有りすぎかなあ)、デュブルイユ・フォンテーヌ(Dubreuil-Fontaine)のクロ・ベルテ(Clos Berthet)1999年と、ドメーヌ・フェヴレイのコルトン・クロ・デ・コルトン1993年です。

クロ・デ・ベルテは、ネットで調べたところ今は1級ですが、99年は村名表記ですね。正直これだけ格が随分違いますが、準備した方の話ではこのドメーヌでは最高に近い評価だそうです(コルトン・シャルルマーニュは別ですよ)。

どうしても白に目が行きます。ヴィンテージも違い比較は難しいですが、私自身どちらが好きとか言えない、横綱同士という印象。2003年という暑いとしながらしっかりと酸もあり、豊かな果実味が丸みを帯びてきてふっくらとしたフェヴレイ。ルロワの白の特徴というごまの風味を感じさせ、引き締まっていながら果実と旨みとがうまく重なるルロワ。どっちが上なんて、言えません。

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一方赤ですが、これも実は大いに良かった。年の若いクロ・ベルテの方が淡くて熟成が進み、クロ・デ・コルトンに比べればはるかに熟成が進んでいますが、旨みたっぷりで滑らかで繊細。
フェヴレイの方は、ただでさえ長熟と言われるフェヴレイの、しかもコルトンの最上の畑。1993は赤の良作年でもあり、案の定まだ恐ろしいほど若い。しかしかなりほぐれてきていてタンニンの中にも円やかさが現れてきています。飲みにくいほど固いわけではありません。

まだまだ全然長持ちすること間違いなし。リリース直後はどういう味だったのか・・・すごい熟成力。

コルトン尽くし。素晴らしい会でした。
posted by harukuni at 21:59| 東京 ☁| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月23日

麗しのロワールSB

先日のカウンターはロワール&アルザス。見事に白祭りで赤はアルザスの1種類だけです。(追加でシノンガ開いてましたが)
アルザスももちろん良いのですが個人的にはやはりロワールのSB(ソーヴィニョン・ブラン)に目が行ってしまう。ワインにはまった理由に、2回目に飲んだワインの、ロワールSBが美味しかったからという思い出がありますから。

まずはサンセール2種類比較。ヴァシュロン(Vacheron)15年と、テール・ブランシュ(Terres Branches)14年です。

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ヴァシュロンは近年東急本店で毎年入るようになった優良生産者。テール・ブランシュは初耳です(っていうかこの用語しょっちゅう見るから記憶できないよ。「白い土地」だからねえ。)

ヴィンテージも関係しそうですが、ヴァシュロンは香りも味もトロピカル感すらあるほど果実が熟した印象で、もちろんしっかりと岩の風味や酸もあるようですが、奥に隠れています。元々ブドウを完熟させる生産者ですが、15年は特にその個性が出たのかも。
一方のテール・ブランシュは、同様に果実味豊かで甘いニュアンスもありますが、香りにほのかに草っぽさがある。個人的にはこの方がサンセールらしくて好きですが、特に男性にこの青みを嫌う方が多いと聞くので、そういう方にはヴァシュロンが喜ばれそうです。


そしてプイィ・フュメ比較。ラドゥセットのバロン・ド・エル12年と、ダグノーのシレックス14年です。ダグノーは裏見ないとヴィンテージが判らないな。前の2本より一気に値段が跳ね上がりますが、もちろんダグノーの方が高価です(ダグノーのAOC表記に拘らないで下さいな)。

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両者互角にがっちりしていますが、これもヴィンテージと2年の差も影響していそうですが、バロン・ド・エルの方が厚みがある印象。ダグノーは固いですからねえ。まだまだ岩みたいで果実味が見つからない。

バロン・ド・エル、昔からあって有名で、やや「かつての栄光」みたいな扱いされている気がしますが(売れてなさそう・・)、飲むとやっぱり非常にハイレベルだと思います。引き締まっていますが度を超していない。こちらもやや青い風味を感じるから余計私好みなのかな。
シレックスは、「ミネラル」の香りしかしない。って言うとけなしてばっかりみたいですが、将来は凄くなるでしょう。自信ないけど。聞いたことあるから・・・
(一応、カウンターの古酒の会で90年代を飲んだら、確かに見事だったし)


これら4種類が、ほぼ同じ地区で作られるSBだとは俄には想像付かないくらいです。特にヴァシュロンはブラインドで出されたらSBとはわからないかも知れない。これらを一度に体験できるのが、カウンターの最大の利点ですね。最近飲む機会が中々少ない中央フランスのSB、大満足でした。


余談ですが、この日は大ゲリラ豪雨&雷落ちまくりの日でしたが、ちょうどその時を地下で何事も無く過ごしました。神社に行かなくて良かった。。
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2017年08月22日

久々の大物

最近ビッグなワインを飲む機会が少なくて、このブログも旨安ワインが圧倒的に先行しています。なのでたまには偉大なワインを。


どうだ!!恐れ入ったか!!!

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コント・ラフォンのムルソー1級ジュヌヴリエール1988,同じく1級シャルム98,村名の98、そして赤のヴォルネイ・シャンパンこれも98です。

ヴォルネイはまだまだ若し。色も香りもしっかりと若くてベリーとか果実を感じます。多分まろやかになって来ているんだろうなあ。

村名とシャルムはやはり格の差が見えますね。98の白はイマイチだったようで、村名は既に落ちかかっている感じがしますがシャルムはしっかりと熟成感があって美味しい。やっぱりコント・ラフォンの1級にしては進みが早い気もします。

とどめのジュヌヴリエール。コント・ラフォンのジュヌヴリエール自体今では余り見かけない。その1988年。
長熟タイプの白には素晴らしい年で、これも本領発揮です。熟成のダシ風味横溢ながらも黄色い果実、引き締まった酸。弱点なし。

素晴らしい体験でした。言うまでもない所に痛みも感じつつ。。
posted by harukuni at 20:41| 東京 ☀| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月17日

ブルゴーニュ2015年白〜の中堅を少々経験

先日のカウンターはブルゴーニュ。日曜の遅い時間に行ったので、皆さんお目当てのルソーはすっかり消滅だし赤ワイン自体4種類くらいしか残っていない。
なので、白ばかり飲んでいました。印象に残った物を挙げると。

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ルフレーヴ・アソシエのリュリイ1級、2015年。ヴィンテージの効果があるかも知れませんが、リュリイとしても、アソシエとしても意外なほど豊かで甘やか、「わかりやすい」美味しさ。今飲んで美味しいです。

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こちらはルロワですがメゾンのACブル。ただ、45年記念というラベルが付いています。これも2015年で紅白です。
単に45年のシールを貼っただけで高くなるんですか、という印象でしたが、やはりヴィンテージのおかげか、普通より良い中身なのか(師匠は前者の意見)、味に深みと切れがあるように思いました。メゾン・ルロワのACブルは元々結構するので(今では珍しくなくなったけど)経験は少ないですが、もっと地味な印象がありました。
どちらか買うなら、やっぱり白が好みでした。

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こちら、右はギュファンス・エナンのプイィ・フィッセ、ジュス・デ・オー・デ・ヴィーニュ2015年。アソシエのリュリイよりも筋肉質で目が詰まった感じ。でもやっぱり、もちろん美味しい。寝かせても期待できると思います。
随分高くなっちゃいましたが、現状を考えると仕方ないですね。

なお、隣のハウメ・コドルニゥは(当然)番外編です。一杯1,200円とカヴァとしてはかなり良いお値段ですが、値段なりの厚みと綺麗さがとても美味しい。カヴァでも、大手メゾンの最高級品は見事です。

最後に赤。ルイ・ジャドの、ドメーヌの、ジュブシャン1級カゼティエ2007年です。やはり番外。

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師匠自慢の一品。2007は弱めの年で、でもドメーヌ・ジャドのあのカゼティエで10年物なら今美味しいと考えて開けたら、見事に美味しかったとのこと。飲まないわけには行きません。他の大方の赤より安いし。

既にエッジにオレンジが見えています。香りは、それほど強くはないですが若さと熟成の出し風味が重なるバランスが取れたもの。味もそれに似て、大人しめですがこれぞ「ほどよい熟成」という感じです。これを買って飲んだら大当たりですよ。

残り物にも、福が残っていましたね。
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2017年08月09日

真夏のシャンパーニュ

一ヶ月ぶりのカウンター。真夏恒例シャンパーニュ特集。私としてはやや食指が動きにくい。なので、お手頃な物をメインに頼みました。

まずはピエール・パイヤールのル・パルセル、ランスロ・ピエンヌのターブル・ロンド。どちらも最新話題の生産者だとか。

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加えて、パスカル・ドケのディアバソン。ドケは最近聞き覚えがありますね。

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3つともの感想としては、確かに美味しいですが、やっぱり私には猫に小判かなあ。他の産地・国のスパークリングより格上なのは判るにしろ、それ以上の何か、がわからない。ボトルで買うか、考えてしまいます。

それはさておき(失礼かな)、狙ってきたのはランソン・ブラックラベルの80年代デゴルジュマンです。夕方に行ったのでかなり減っていました。

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泡はほぼ無く、茶色がかっていて澱が結構あります。それにしてはもう一段熟成感や複雑味があっても良かったかなあ。とは言えモカの香り、ダシの旨みに爽やかさが重なるのはシャンパーニュの古酒ならでは。古くなれば良さが判るんですけどねえ。

値段も06のドンペリより安かったですが、買えるかどうかは別問題ですな。


このくらいで終わるはずでしたが、いつも通り調子に乗りました。それでも1杯で終わったのは成長なのか、弱くなったのか・・

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ベル・エポック エディション・プルミエール 2010です。最近あまり使いませんが、いわゆるプレステージ・キュヴェの中ではベル・エポックは良い思い出が多い。師匠も大のお勧めだったので、思わず頼んでしまいました。

可愛らしいデザインとは少し印象が違う、豊かなイメージのあるベル・エポックですが、エディション・プルミエールは春をイメージしているとのことで、ボトルの色彩も、ワインの色合いも軽快でエレガントな感じ。ワインも(比べてないので断言できませんが)味わいの奥行きを保ちつつよりエレガントに思えました。
外見の影響が大きいかも知れませんが。

良い経験でした。って結局高い方が良いんかい。。
posted by harukuni at 22:55| 東京 ☁| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月02日

ワインブランチ

日曜日、某かなり高級なホテルで、ワイン飲み放題のブランチに行きました。なぜそういう話になったのか知らないんですが友人達が盛り上がって私にも声がかかったのです。

飲み放題と言ってもシャンパン、白、赤1種ずつ。他のお酒も当然ありますよ(でも何でビールを乗せないんだろう。高騰で「準備できます」って言ってたけど)。赤・白はムートン・カデなのでまあ飲んでみるかという感じで、赤は飲んでみました。まあ、それほど感興を覚えなかったなあ。

シャンパンはヴーヴ・クリコ・イエロー・ラベル。とっても美味しいとまでは行かないけど爽やかだけじゃない味わいがありこちらは中々のもの。元々シャンパンを求めて始まった会らしいので、ほとんどそっちばかり飲んでました。シャンパンの大手メゾンの標準品、TPOを考えておけばやっぱり外れがないですね。

ムートン・カデの方が全然安いから、比べちゃいけないんですが。

ブランチの相当なるお値段はどちらかというと料理の方にかかっていますかね。ビュッフェですがそりゃあ高級でした。私より味のわかる友人が美味しいを連発してましたし、仔羊のロースト(その場でカットする)は私もとても美味しかったし、エッグベネディクトなる物を生まれて初めて食べました。かなり話題から遅れていますが、私には当然。こんな物だったとは知らなんだ。
(ついでに、乗っかっているポーチ・ド・エッグは温泉卵みたいなもんだと思ってました。皆して教えてくれましたが、私が知らなくても誰も驚きませんでしたね)

もちろん頼んでから作るので席に持ってきてくれます。その時テーブルとか聞かれないのが(まして番号札なんて渡されないのが)、さすがは高級ホテルでした。

ドリンクメニューに「デザートワイン」とあって、ソムリエ・セレクションになっていたので何だかわからず頼んでみたら、シャプティエのバニュルスだったのにはちょっと驚きました。わざわざバニュルス?なんでセレクションしたんだろう。

シャプティエとは言え高くないし、500mlなんで使いやすいでしょうけど、他のデザートワインも今じゃほとんどハーフだし。
美味しいから良いんだけれど、みんなで不思議がっていました。

でも友達で贅沢ブランチもたまには良いもんです。たまにはね(懐・・・)
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2017年07月28日

ポートワインの進化を実感

ホワイトポート、というワイン(酒精強化ワイン)の分野があります。ポートは「偉大」レベルのワインも多いですが全て黒葡萄のワイン。白葡萄から作るホワイトポートは無視される存在でした。

まあ仕方ない。何度か飲んでみましたが、需要が有るのか疑問しか感じない。ヒュー・ジョンソンは、ポケット・ワイン・ブックで「アペリティフとしてそのまま飲むか、トニック・ウォーターで割ってミントの葉を添えて飲むとよい」(第9版)、と。
その後に、ちゃんとしたものなら40年物も良い物があるとフォローはしていますが、日本では見たこと無いです。輸入しないだろうなあ。

結局赤(ルビー)でも安いポートはアルコールが強くて飲みにくいんですが、白はそれが目立つ。白なのに鈍重になる。爽やかさが全くないので、「ミントの葉を添えて」って言われちゃうんですよ。

サンデマンの物は時々見ますがサンデマンはシェリーの会社でポートはメインじゃないし・・・ま、良い物を作ってくれればどこでも良いんですが、手が出ませんでした。
そこに、成城石井のある店で棚の一番下の段でほこりをかぶっているポート達を見つけました。オフレイ(OFFLEY) です。それ程有名なメーカーじゃないので日本に入ってるんだとチョイ驚き。そこにホワイトも有りました。ルビーより安い。

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(写りが悪くてごめんなさい!)
久々だから買ってみて、炭酸水も買って、ミントは覚えてなかったけどオンザロックにしてみるかと氷も準備しました。ハナから期待してない。
常温で普通に飲んでも美味しくもまずくも無い感じ。炭酸水で割ったら、トニックウォーターじゃないせいか単に薄まっただけ。オンザロックも印象なし。

そのうち、冷えたのでもう一回普通に飲んでみたら。

意外に良いじゃないの

少なくとも鈍重じゃない。アルコールの嫌みが無い!フレッシュは無理だけど、柔らかい甘みが中々心地よくて、今風の梅酒みたいな落ち着いた味わいが有りました。しっとりする感じ。梅酒ほど甘くないですよ。

済みません、ホワイトポートも進化してたんですね。見逃してました。
低アルコールが流行っている現在、酒精強化は余程頑張らないと存亡が危ぶまれるんで、必死なんでしょうけれど。


成城石井では、大きな店舗に限られますがOFFLEYのロゼポートも売っています。ポートのロゼは2009年から正式に認められたそうで、クロフト社(大物)が推進したそうです。ポケットワインブックのOFFLEYの項にはロゼもいけると書かれていました。

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まだ飲んでいませんが、楽しみになりました。白・ルビーよりまた少し高いけど、2,000円くらいですよ。
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2017年07月21日

素晴らしいワイン会-2

ワイン会に行きました。
参加者なんですが私は運営側になります。とある方の家でやるんですが、その方はワインを沢山お持ちで、120本入りセラーが2台と、他いろんな所にワインがあります。そこからワインを選ぶのが私なのです。

自分の飲みたいものと、他の条件とを勘案しつつ飲みたいものを引っ張り出します。だんだん酔いながらも計算を続け、しかもコルクを抜くので酔いが遅い(ほんと)。でも大概計算に失敗し、いろんな負担がその方のお世話になってしまいます。申し訳ないやら、「無理だあ」と叫びたいやら。

そこで選ばせていただいた中で、私として今回特に印象に残ったのが2本ありました。

一つはこれ。ボルドー、ムーリスのグレシエ・グラン・プジョー(Ch Gressier Grand Poujeaux)、1959年!です。

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ボルドーのスーパーヴィンテージ、しかもなぜか61年の陰に隠れてあまり目立たない年という気がします。日本だけかも。(パーカーの「ボルドー」が61年から始まっているのも大きかったのかな)


色を透かしてみて不安になりました。やけに濃い。適切なライトを持って行かなかったので判断困難ですが、濃いのは明らか。液面はミッドショルダー、注意レベルです。
以前、古酒で色がやけに濃く、飲んでみると明らかに異様な味というボルドーに何度か当たったことがありました。もしかするとそれかも知れない。それをオーナーに伝えたところ「飲んでみれば良いんじゃない?」という回答だったので、ものすごく頑張って、開けました。

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結果は大当たり、万々歳!ボルドーの古酒の素晴らしい物に共通の、熟成感はあるし円やかなのにでも若々しい、それが調和している。滅多に飲めない、最高の飲み頃の一つです。ムーリのブルジョワでは評価高めの方ですがまあブルジョワの最上で特級評価かじゃない。それでこの味とは、やっぱりボルドーって凄いんだとうなるしかありませんでした。
色の濃さは、多分葡萄の熟度だと思います。わざわざあれを足す必要は無いはず。

もう一つは、写真がぶれまくりで悲しいの一言なんですが、ジャフランのシャルム・シャンベルタン、1972年です。

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ジャフラン(Jaffelin)社は、なかなか評価が難しい存在。低レベルネゴシアンという意見が優勢ですが、72年当時は今のジョセフ・ドルーアンが買収し、長持ちはしないけどなかなかのワインを作っていたという評価もあるようです。シャルムはその中でも良い、ドメーヌ物だったという記録もある。

でも今残っているのか・・・あ、まだある!ラベル変わってない!確かJCボワゼに買収されたと思ったけど、記憶頼りだから間違ってるのかな。
輸入、コストコホールセールジャパンだ・・・・(判断困難)

まあ著名とは言えない存在だったわけで、そのジュブレイ・シャンベルタンの特級で、かなり良い年の45年前の古酒。これを飲まない手は無いでしょう!


なるほどね。もちろんこの一本で判断できないですが、このワインは「なるほど」でした。味が固く、変な苦みと粗さがあり、熟成感は無くはないですがヴィンテージと畑から期待するものではない。なのに妙に「薄くない」。衰えている、と言うのとはちょっと違うんですよ。

しかし、ジャフランのこういうワインを飲むことができること自体私としては貴重極まりないです。だって売ってないよ。多分世界中のオークションを探しても難しいのでは?
このワイン、その方がブルゴーニュで買って持って帰って下さったのです。なぜこれを買う?と思いましたが、この方同時に買ったワインは前に取り上げた80年のボージョレも含まれ、それは腕に覚えのある方々をうならせる美味しさだったのですから、こういう希少な物のも買えるのかと思います。

でも、他の参加者はあまり反応無かったな・・そりゃあそうか。

どちらも本当に貴重な体験でした。その方に、いつもなんですが感謝してもしきれないです。考えて選ぶの、楽しいんですよね。



ジャフランの隣の写真は!だから、また失敗したんです(泣)
posted by harukuni at 22:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月19日

エゴン・ミュラーの自根

先日のワイン会。「凄い自根の会」でした。

つまり接ぎ木してない葡萄からできるワイン。19世紀後半にヨーロッパをアメリカ東部出身のフィロキセラ(小さい虫です)が襲って以降、全ての葡萄が接ぎ木されていると言って過言ではない。回り回って日本とか、アメリカ西海岸もほぼ全滅です。

また、接ぎ木した方が色々便利なんだそうですよ。従って「やる意味が無い」わけですが、汚染地域でもわずかに残っていたり、チリは歴史・地形上かなり防がれていたりと有るところには少々有ります。その中でも、凄い物が入った(さすがに8種類の全部ではない)会でした。

凄いと自称する以上外せない、ボランジェのヴィエイニュ・ヴィーニュ・フランセーズ2006年がありました。今確認のために楽天を見て青ざめました。ここまで値上がりしてたのか。ちょっと洒落にならなくない?

しかし私の目的はこちら、これ一つと言っても良いんです!

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ちょっと見普通のエゴン・ミュラー、シャルツホフベルガーです。2015年、カビネット。

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但し。一点を拡大すると、見慣れない文字が入っています。

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「Alte Reben」

アルテ・レーベン、オーストリーのワインだと結構見る気がします。でもドイツワインでは記憶にない。最近はあるかも知れないけど、知らない。
あ、今検索してみたらちょくちょくありますね。なるほど、フーバーは書いてそうだなあ。
意味は、ボランジェの「ヴィエイニュ・ヴィーニュ」と同じです。古木=葡萄の木が古いという意味ですが、この会に出ている以上、もちろん自根を示しています。

フィロキセラは砂地には弱いとの話を読んだときに、モーゼル辺りのスレート土壌も耐久性があるんじゃないかと思ったんですが、それ程間違いではなかったようです。ただ、師匠の説明によると相当日当たりが良くて、夏に土壌が高温になる所だと、フィロキセラが生きられないんだそうです。
それに該当したのがシャルツホフベルガーの畑の中の一部だそうで、そこの葡萄はは樹齢100年近くにもなるんだとか。ただ、単独で出したのは、何年前からだと言ってたかな、10年には満たないらしいですよ。

隠しワインで、同じエゴン・ミュラーのシャルツホフベルガーの接ぎ木した方の2016も出されました。年が違うんですが、私も、そして多くの人も、自根の方が柔らかくて滑らか、優しい印象があると言っていました。それでいてまとまっている。非常に淡い色合いですが、弱くはないんです。エレガンスこそ、私がエゴン・ミュラーに最も求めるものです。

まあ、一口飲んで卒倒しそうになるほどじゃないですけども。

とはいえ二度目があるかどうか怪しいです。色々な意味で無理に参加した甲斐が有りました。


え?ボランジェ?
余計なことは書かないでおきます。(そういう感想は私だけだったし)
posted by harukuni at 21:34| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月09日

素晴らしいワイン会ー1

この1週間くらい、やたらに豪華なワイン会が連続しました。

最初の会はこういう感じ。ほぼ、セレクトは私でした。

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クリュッグヴィンテージ2002,コンクスガード・ジャッジ2007、シャルル・ノエラ、ヴォーヌ・ロマネ1978。

更に興味ぶかしは、まずクロード・デュガのグリオット・シャンベルタン(Griotte-Chambertin)2006。超絶高価なんですが、しかも絶対今飲み頃じゃないんですが、じゃあいつ飲むんだという感じで選びました。

やっぱり今は飲み頃じゃない。若い果実味が薄れてタンニンが目立ちます。でも奥行きとか深みとかは確かにハイレベル。やっぱり、あと何年熟成させたらいいかは想像がつきませんが、今飲んでしまうしかなかった思います。言い訳ですな。

次に、なんとジャフラン(Jafflin)のシャルム・シャンベルタンの1972が有ったので迷わず抜栓。ジャフランはネゴシアンで、かなりたいしたことが無くて(ジャドとかフェヴレイとかの対極)、今はどこかの傘下に入っているはず。そこの、まだ独立していたときのワインがどうなのかは本当に興味がありました。

結論は、評論家の評価は正しいんだなということ。おかしくはないんですが薄っぺらい。まずくはないんだけど美味しさも見えない。
当時のジュヴレのシャルムだからという事もあるかもしれませんが、そういうワインを買っていた(作らせていた)ネゴシアンが良くないという説は説得力があるのかな、と思いました。
以上はまだ1回だけだから断言できませんが、そういうワインを飲む機会が素人には皆無なので、飲むことが出来たことが貴重です。


最後は1959のCh.グレシエ・グラン・プジョー(Gressier Grand Poujeaux)。ムーリのブルジョワです。
1959年はボルドーでも最高のヴィンテージですが、セラーから出して状態を見た時、透明度がよくわからず開けて良いか迷いました。液面も低いし。でも開けちゃえ、という感じで、賭け的に開けました。

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結果は大勝利。ボルドーの熟成をしっかり感じられる、黒い果実や土やスパイス、柔らかいが骨格もあり、ピノ・ノワールとは違う深い熟成が大いに感じられます。加えてかつては青い印象だったろう風味もきれいにアクセントになっています。ミディアム・ボディとはこのこと。これこそ今飲むべきワインでした。

その他多数のワインもすべからく美味しかったです。実に良いワイン会でした。
(これがまず1回目)
posted by harukuni at 19:10| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月21日

シャブリの日

そう言えば順序が逆になっちゃいましたが、カウンターのブルゴーニュの週についてです。シャブリが中心でした。

今回シャブリを4種類飲みました。特級レクロが揃い、V.ドーヴィサ、パトリック・ビウズ、ウィリアム・フェーブル。2015年です。そして、ラヴノーは1級でモンテ・ド・トネル。ラヴノーは1年遅れるので14年です。レクロも出ていたそうですが、もちろん売り切れてました。

まずそのラヴノー、まあ例年通り固いのなんのって、

蝋封が!!!

あのさあ、蝋封使ってるのお宅だけじゃ無いから仕方ないけど、いい加減この固くて開けるとき迷惑至極な蝋は止めて貰えませんかね。粉が飛び散るったらありゃしない!まあ自宅とかなら下に新聞紙敷いて開けりゃすむことだけど、それにしても意味がわかんない。高級感出したきゃ柔らかい蝋使えば良いでしょ?柔らかい方が高かったら、その分乗せりゃあ良いじゃんかよ1本100円も違わないだろうし。

私が開けたわけじゃなし、今の値段じゃラヴノーも全く買う気がしないのでどうでもいい話なんですけどね。そもそも蝋の意味もわかんない。吹くと蝋から滲み出るんだよ?気密性もかえって低いじゃないの。

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パッケージの文句へはさておき。ラヴノーワインも固く、何だかスモーキーなのが特徴。味わいの奥行きは確かに豊かなので長熟するだろうしさせたいです。が、皆さん「樽香が強い」と言っているのが私にはよくわからない。新樽の香りならもっとバニラだろうし、このスモーキーさは、新じゃ無いとしても樽由来かなあ?いわゆるミネラル的な要素を強く感じられます。
師匠がよく「皆さんが樽香と言ってるのは樽由来とは限りませんよ」と説明するんで、これもその例じゃ無いかと思うんだけど。。もちろん、ラヴノーも樽使ってますけどね。

レクロ3本では、ウィリアム・フェーブルが一番高いのにびっくり。ドーヴィサよりピウズが高いんだあ。私の印象だと、人気は
ピウズ<フェーヴル<ドーヴィサ<<<ラヴノー
だったので意外です。

でも確かにフェーヴルも美味。前からですよ。比較的ほぐれていて、果実味が前に出るタイプだと思います。きっちりと「岩の風味」もあるし、優美さもある。もしかして値上がりしたのならチョイ寂しい。

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ドーヴィサ、最近師匠が「固すぎてもういらない、飲み頃になると思えないから」と断じているのが市場に影響?のわけないわな。
急いで補足すると「いらない」というのは自分では買わないという意味で、ワインとして飲む気が起きないという意味では無いですよ。さんざん待たないと美味しくならないのならラヴノーにしてしまう、と言うことでしょう。

しかし私は結構好み。寝かせて美味しくなるのを待つ気がしないのは同感ですが、シャブリの固い感じが好きなので、ラヴノーに比べると大人しいのかも知れませんがさすがに果実の奥行きも十分にあって今でも美味しいと思います。

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そしてパトリック・ピウズ。東急では日本初入荷の頃から扱い、今でも続いています。
当初はシャブリとは思えないくらい豊かで甘い感じすらした記憶がありますが、だいぶスリム、筋肉質になってきました。私の好みに近づいてきてくれましたね。
(ピウズも蝋封ですが、固いか柔らかいか失念。今度確認・・しないだろうな)

と言うことで4者4様で全部美味しいという結論。2015年がグレート・ヴィンテージなので、シャブリには豊かすぎないかと思いましたが、良い生産者はやっぱり良いワインを作ると実感します。1級で14年なのにそれに負けないラヴノーもやっぱり凄いな。


それと、有名人ですがそれ程高騰しない(理由は明白)、ヴィレーヌのリュリイ1級グレジニー(Rully GRESIGNY)2014が出ていて、飲んだらこれもかなり美味。もっともヴィレーヌのワインの中で、なぜかこれだけ突出して高いんですが(7,000円強)確かに良いです。

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シャロネーズだから驚くことも無いんですがきりっと引き締まって果実の豊かさが上手に調和していて、案外シャブリに近い印象。最初に飲んだので、惑わされてないですよ。
もちろんシャブリほどキンキンしないので、ピュリニィ的・・と言ってしまうとやっぱりこぢんまりしちゃいますけどね。普通の値段の買ってみよう。


赤についても一言。この週の赤は前に書いたルジェの14年ヴォーヌ・ロマネが圧倒的なんですが、ダークホースと言っては失礼ながら、ルシアン・ボワイヨのジュヴシャン1級、レ・シェルボード(Lucien Boillot G.V. Les Cherbaudes)2014が良かった。

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意外と果実味が豊かで、厳しさを感じず柔らかいニュアンス。ちょっともっさりした印象ではありますが、柔らかくて美味しく飲めます。
安いジュヴシャンなんてこの世に存在しないのでそこそこするにしても13,000円位の筈だからかなりお値段控えめの方。
同じ年の、モンティーユ、ロティ、セラファン(それぞれ著名な1級)より、今飲むなら、美味しいと思いました。意外な発見でした。


なんだかんだ言いつつ、結局ブルゴーニュも堪能しちゃいますね。




余談。

今調べたら東急の売値、ラヴノーよりフェーヴルの方が高いじゃん!高くなったとは言え、ラヴノーはまだ良心的な方です。
とはいえそれはぬか喜び。ネットで調べたら東急の売値はとんでもなく安い。他ではあっという間につり上げられてしまうんです。師匠がよく言う「うちは安くはないけど、便乗値段は絶対付けない」の好例です。
悲しいので、もうラヴノーの値段については語らないことにします。
posted by harukuni at 21:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月19日

新カリフォルニアワイン

しばらく前から「新オーストラリアワイン」が話題です。扱うインポーターが有名になり、特にワイン・ダイヤモンズは複数のネットショップで特設コーナーが有ったりメーリングリストに「ワイン・ダイヤモンズから続々入荷!」と載ってたりとブームに近い物がありますね。

アメリカ、カリフォルニアでも同様の動きが有り、これまでとは異なる味わいのワインを作る生産者が増えているそうです。「NEW CALIFORNIA WINE」という本が出て、そこに取り上げられている生産者が先頭を注目されているようですね。

昨日のカウンターはカリフォルニアで、ボンドやシネ・クア・ノン、ドミナスなどの王道に並んで新のワインが多数出ていました。主に、新進気鋭のマイケル・クルーズ(Michael Cruse)が作るワインです。クルーズは昨年サンフランシスコ・クロニクル紙のワインメーカズオブイヤーを受賞したそうです。

飲んだのは、まずコンブ・ペットナット・トルソー、チャールズ・ハインツ・ピノノワール2012年。この2つはクルーズ地神のワイナリーではないそうで、前者(ジュラの品種トルソーのブラン・ド・ノワール)はIPOBの立役者ラジャ・パーのプロデュースだそうです。

クルーズ自身のワイナリー、クルーズ・ワイン・カンパニーではモンキー・ジャケットとタナ(TANNAT)、2015年です。
クルーズ氏、どうもいろんな品種と試したいようで先ほどのトルソーに加えこちらはタナ。モンキー・ジャケットの方は2016年の情報では7種類以上のブレンドで、カリニャン、タナ、シラー、ピノ・ノワールに加え、サン・ローラン(!)、ヴァルディギエ(???)、そして「その他」だそうです・・・ゲミシュター・サッツかよ。
ヴァルディギエが結構多いそうなので何かと聞いたら、ナパ・ガメイの事だそうです。昔聞いたことがあるけど。。
ジャンシス・ロビンスンのワイン用葡萄ガイドを見たらヴァルディギエで出てました。19世紀後期南仏で耐病性の為にはやったことがあるそうですがフランスでは見られなくなり、カリフォルニアに持ち込まれそこそこ存在したナパ・ガメイも「1990年代までには、この品種は公式統計から全く姿を消した」そうです。どこから引っ張り出してきたんだか。

文字情報はさておき、肝心の味ですが。やはりどのワインも果実味も持ちながら引き締まった感じで冷涼感を大事にしていることがうかがえます。
トルソーの泡はそのかっちりした風味がきれいですね。酸がきれいに乗っていて緩みがありません。
ハインツのピノ・ノワールは、4本の中では常識的なタイプかも。でもポール・ラトーと比べると柔らかく、軽快。つまりは果実味は目立たないわけで、やっぱりIPOBを思い出します(関係の有無は判りませんが)。

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クルーズのワイナリーの物は、モンキー・ジャケットは香りにSO2少ないときの獣臭とか、もわっとした感じ(ソムリエさんの表現を真似します)があってそちらに気を取られよくわからないのが正直なところ。味わいは豊かだと思いますが。
それに比べてタナはクリーンな香りでミディアムくらいの果実味とフレッシュ感がうまく調和しています。タナは黒くて固いイメージがありますが、そういうタイプじゃ有りません。エレガントさが良くて、1本買いました。

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ところで、タナの隣の強烈なラベル、クロニック・セラーズでこれも新オーストラリアっぽいですね。ちょっともわっとが不安でしたが大丈夫、なかなか柔らかくて美味しいです。

値段は泡は1万円以上しますが他は5,000円程度と、まだ大人しいランクです。試す価値は大いにあると思いますが、量が少ないというのも新オーストラリアと同じ。もし発見できたら試す、という事になりますかね。
posted by harukuni at 21:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月15日

ブルゴーニュ、とはあまり関係ない話

先日のカウンターはブルゴーニュ、中でもシャブリ大会。でもそれはおいといて、興味を引かれた物を。

まずこれ。何だかわかりますかね。

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これ、日本製だそうでキャップシールの裏に電気に反応するフィルムを貼って経路を追跡する、トレーサビリティ用の仕組みらしいです。これまではキャップシールに縦に銀のシールを貼っている場合が多かったですが、どうも金属感が強くてねえ、という方に最適です!(業者に知り合いはいないけど・・)

これが張ってあったのはルジェのヴォーヌ・ロマネ2014。さすが高級ドメーヌ、資金豊富。

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ところで。このルジェのヴォーヌ・ロマネ2014,師匠が美味しいゝゝゝゝ言うので思わず頼んだら本当に美味。なんかお金持ちならこれだけ世の中にあれば良いというくらい。まあボトル19,440円(税込み)、売り物1本なのでどだい無理なんですが。
(ラベル写真はわかりきっているので省略)


もう一つ、座った席から目についた物を撮りました。

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私という人間はかなり嫌みなやつなんで、心意気に感じなくも無いんですが、それよりこれを段ボールに印刷するのは如何な物かとか、コルク以外のクロージャーは使っとらんのかとか、肝心の出荷日が書いとらんじゃないかとか、突っ込みたくて仕方なくなっちゃうんですよね。
(会社の名前の所にぴったりガムテープが貼られてるのは、本当の偶然ですよ)

絶対神罰が当たるな。

ワイン本体の話は、また別に。
posted by harukuni at 20:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする