2018年06月25日

2015のピション・ラランドが素晴らしすぎる

先週末の東急はボルドー。2ヶ月程の間に2回やるとは、評判が高い年とは言え珍しいと思っていました。

師匠は居なかったのですがカウンターのいつものAさんと話して大いに同感だったのが、2015年が初めから非常に美味しく飲めるという事。ブルゴーニュの赤にも通じると思います。もしや、それで2回設定したかな?

手が出る値段のもの、ジスクール、カロン・セギュール、クラランス・ド・オーブリオン、ピション・ラランド、ラ・フルール・ペトリュスを飲みましたが「まだ固いなあ」と思うのはカロン・セギュールだけ。ジスクールは華やかで滑らかで、奥行きがちょっと弱い気がしますが申し分なく美味しい。


でもやっぱり、ぐっと突き抜けていたのがピション・ラランド。隣で飲んでいた方がとっても感激していました。飲んでみて納得です。

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ピション・ラランドとしても非常に豊かで果実味に富んでいますし、ボディも大きくて圧倒われる感じがするほど。しかしなんと言っても素晴らしいのが余韻の長さと華やかさ。ベリーのフルーツ、カカオやヴァニラの風味がずーっと続いて中々消えません。何度か盛り返したように思います。ここまですごいワインはそうそう無い。

しかも、これがリリース直後だというのだから信じがたいくらいです。一方、カリフォルニアの超級ワインとはやはり異なる引き締まった風味もあるのがボルドーらしいか。

ラ・フルール・ペトリュスが、更に甘くて、なんだかカリフォルニアっぽかったのは意外。何とアルコール15%。ちなみに、ラ・ミッション・オーブリオンも15%でした。一方のピション・ラランドは13.5%で、この辺が味の方向性の差に出たのかも知れません。ラ・ミッションは手が出なかったので私は飲んでいませんが。


ピション・ラランドは今2万円位しますが、すごく欲しいです。この先絶対値上がりするでしょう。ジスクールは8,000円弱なので、これもおおおいに買い得だと思います。
posted by harukuni at 21:40| 東京 ☀| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月22日

ワインショップ トスカニーの不思議

楽天のワインショップにトスカニーが(TUSKANY)あります。当然イタリアワインで、正式には「トスカニー イタリアワイン専門店」ですね。以前に感動してしまった美味しいフラスカティもここで買いました。フォンタナ・カンディダなのでどこでも買えますが。

そう言えば、写真を上げていなかったので、一応載せておきます。ここで見るまでも無いでしょうが。

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トスカニーでも幅広い国のワインを売っています。専門店という日本語との差がありますが、そこは向こうも商売ですからね。
しかし、「商売」で済むのかという点があるんです。

なんでだか、フランスの地味な地域のワインがたくさん有ります。ロワールとか、プロヴァンスもまだ判りますが、なんでこんなに南西があるんだ?142銘柄登録??

プロヴァンスは131銘柄。コルスだけで14。ロワールは500越えてますが、南西がこんなにある店他に知りません。調べてないけど、って調べようがないし。


済みません、「イタリアワイン専門店」は、発展的解消した方が良いんじゃ無いでしょうか。

安いので、先のフラスカティを含めイタリアと一緒に買ってみました。その中に感銘を受けた物が有りました。


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ベルジュラックの、シャトー・デ・イサール、アダージョ・デ・ゼサール2014です。CHATEAU DES EYSSARDS L'ADAGIO DES EYSSARDSですな。甘口白のソーシニャックも作っています。ベルジュラック近くのAOCという事しか思い浮かびません。

ちょっとお化粧を感じますが、カオールを思わせるような黒系の色合いとタンニンの厚み。しかしタンニンはこなれていて、果実味もしっかりあってカベルネ系のワインが好きな人には喜ばれると思います。メルロ80%という印象では無いなあ。ボルドーのハイレベルなシャトーとの飲み比べも面白いと思います。それぞれの良さとか、特徴とか、見劣りする点とかがはっきり見えてくるのでは無いかと思うんですよね。

ベルジュラックはボルドー右岸地区につながる地帯で、年の出来も似ているはず。2014は別段良くは言われない年です。作りがしっかりしている事がうかがえます。

アダージョ・デ・ゼサールはここの高級品で作られない年もあるとか。それで値段が2,203円(税込)ですよ。なんだか馬鹿馬鹿しいレベルですな。


トスカニーさん、スペインとドイツ、アルゼンチンなど(調べきってませんが)は選択肢はあるのに商品無し。ここで常識的に考えると、国を特化して銘柄を大量に揃えてるんでしょう。自社在庫じゃ無いでしょうね当然。最近増えているインポーターの選択もあってこちらも幅広い。もちろん人気銘柄は売り切れてます。価格帯が抑えめに見えるな。

つまりは安旨ワインに出会う可能性が多いということでしょう。安価なら購入ボタンをポチッと押す勇気が出るというものです。


今会社概要を見たら、沿革に2008年社名を酒メッセからトスカニーに変更とありました。なるほどというか、なんでイタリアを選んだのかがまた不思議です。

この方向、大いに結構だと思います。今後とも品揃えの拡充よろしく。ドイツも入れて欲しいなあ。
posted by harukuni at 20:01| 東京 ☀| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月21日

熊野は三狐神だった・・・少々は言い過ぎだけど

このブログの2016年12月28日。熊野めぐりについて書いた時、熊野三所大神社(旧称濱宮王子)にて三狐神の石祠に出会った事を書きました。その時、三狐神については書けない(能力が無い)ため触れずに終わりました。

しかし、遂に書く時が、書いて良いと思える時が来た。ある本を、前から読みたかったけど思い切ってAmazonで注文し(古本は恐い)、大当たりでお安く入手した本を読んでいて、やはり書いてあったのです。三狐神が。

その本は「古代信仰研究〜稲荷信仰論」、近藤喜博著。昭和38年3月発行です。近藤氏は、はなわ新書で「稲荷信仰」という本も出していて、そちらはまだ簡単に手に入りますが、読んで判ったのは新書の方は「古代信仰研究」の続編的存在であり、わかりやすくまとめた本では無いこと。道理でわけわかんなかったはずだ。

「古代信仰研究」については色々書きたい事が山ほど有るんですが、まだ読み終わっていません。7割くらい。しかし、そこで三狐神について読む事が出来。しかも途方もない事実が書かれていたのでブログに書かないわけに行かなくなりました。


熊野巡りの時、有名な神社で、実は多数の三狐神社を見ていたのです。

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阿須賀神社の阿須賀稲荷。

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玉置神社の三柱稲荷。

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闘鶏神社の玉置神社。

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神倉神社の猿田彦社・神倉三宝荒神社。


いや、自分でも神倉神社は正解率5割切ってる気がするし、闘鶏神社の玉置神社は祭神が手置帆負命(たおきほおいのみこと)と明記されていて難しいとは思うんです。でも、「古代信仰研究」では上記四社に三狐神社があると明記しているのです。しかも資料に見えるとかでは無いのです。近藤氏は実地踏査し、実見したことを書いているのです。

神倉神社については、「麓にある」と書いていてこの点を頼りに猿田彦社・神倉三宝荒神社に比定しましたが、別に存在する可能性も大きいです。これに対して、闘鶏神社の三狐神は名前が玉置神社である事から比定しました。近藤氏が強調しています。三狐神の「本社」は玉置神社だからです。

実は、この本での近藤氏の主張がどのくらい学会に受け入れられているのかよくわかりません。理由は本の感想を書く時(が有ったら)合わせて書きます。でも、近藤氏が報告している玉置神社の三狐神社が、三柱稲荷であるのは間違いありません。


近藤氏の著書は大著で、昭和38年発行という事は実地踏査は昭和20年代以前だと思います(踏査の時期を書いていないのが、近藤氏の著書の特徴)。それ以前は三狐神として祀られていたのが今は変更されていると思うしかない。第二次大戦を挟んでいるため、変更の理由は色々考えられますからね。でも、手置帆負命は謎だなあ。闘鶏神社で「玉置神社」という摂社があれば十津川の玉置神社の事だと思いますが、その玉置神社と手置帆負命のつながりが、想像すらできません。

で、三狐神は稲荷社とつながっているわけですよ。「稲荷信仰論」なんだから。

この点がまた判りづらいし書きたい事も多いので、そのうち書くかもなあという感じ。ただ、濱宮王子だけではなく熊野一帯に三狐神が展開している事を知ったのが実に嬉しい驚きでした。

近藤氏の報告を4社挙げましたがもう1社有りました。

那智の濱宮社殿の右側に「三狐神」と刻んだ古石祠がある


感激です!
posted by harukuni at 22:07| 東京 ☁| Comment(0) | 神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月14日

スペインの見事なピノと、リオハの大手企業

先日の東急カウンター、スペインの回で珍しく「ボトルで欲しい」と思う物がありました。

カステル・デンクスのアクスプ(CASTELL D'ENCUS / ACUSP)、ピレネー山脈に近いところにあるコステル・デル・セグレDOの、ピノ・ノワール、2015年です。

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色もかなり淡い綺麗な赤。何が良いってきれいな果実味が骨格とても丁度良くバランスし、エレガントかつ奥深い味わい。「スペイン」という言葉からはおよそ印象が違いますが、スペインも広いから当然です。ですが、ここまできれいな印象のワインは驚きです。もっと果実味豊かなタイプは優れたワインがたくさん有りますが、エレガント系でここまで見事なワインは初めてです。

私の好みからして、非常にクリーンでもあります。

スペインで最も似ているとしたら、今はほとんど無いリオハの古酒ですね。あそこから、恐らくほとんどの人が抵抗があるだろうアメリカンオーク風味は除いてね。

1万円位しますが、あまりこういう比較はしたくないですがブルゴーニュだったら軽く倍はする。ブラインドでブルゴーニュファンをだませると思いますよ。楽しい裏切りになると思います。


違う話です。和泉屋の新井さんが説明に来ていましたが、リオハの古酒は現地で飲むと見事なのに日本に持ってくるのが困難だそうです。液漏れ比率が非常に高いそうですよ。今や値段も上がってしまい。もうチャレンジはしないそうです。

また、興味深い事を聞きました。50年代〜70年代の古いリオハが大量に有ったのは、フランコ独裁政権下(詳しくはネットで検索して下さい)で鎖国状態で、全く輸出できず、国内市場も皆無だった(安価なワインの供給のみが認められた)からだそうです。

なので、もう素言う古いワインを在庫する必要は無くなったわけですね。飲む機会はいよいよ無くなったようですが、そんな状況下でも良いワインを造ってくれていたリオハの大手業者は賞賛されてしかるべきではないでしょうか。

posted by harukuni at 20:19| 東京 ☁| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月08日

遂に陥落、神社でワイン

このブログ、長い事google検索でトップに来ていました。

いやあ気持ち良いもんですよ。あのgoogle様にトップと認められるんですから。

それが、自分でも全く検索しようとは思わない、「ワイン 神社」の組み合わせだとしても。誰がこんな検索するんだ、だから自分でも知らなかったんだし。

ただ、どちらも短い単語で特殊ワードでもない。それで、結構自慢でした。言って回ったりはしないけど、仲良くなると語ってみたり。


考えてみれば、合わせ技で取ってるんであまり言えた事でも無かったのかもなあ。

だからというわけでは無いと思うんですが、なんと。長年首位を守ってきたのにあろう事か、4位に落ちてしまったんです。

うわあ、なんてこった!代理店を呼べ!SEOが足りないのかがんがん宣伝費を突っ込むんじゃあっっっっ



閑話休題、追い抜いたサイトを見ると、このブログでも取り上げたサンマリノ共和国のワイン神社が来てるんですよ。もちろんワイン神社そのもののHPは無くて、サンマリノ共和国ワイン専門店さんのサイトが上に3つあるんですね。買ってみようかな、サンマリノワイン。


まあ良いけど、抜かれるならもう少し納得感(以下自粛、の意味ねえな)



SEOってすごいんですね。(。。。。。。。。)
posted by harukuni at 20:26| 東京 ☀| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする