2017年07月29日

まさかの超絶鎌倉〜仏閣編

鎌倉に行ってきました。
別に好きじゃ無いんですが、歴史的に考えても回っておく必要はあるだろうと。既に2回行っていますが、取りこぼしが有ったのでこれが最後という意気込みで臨みました。だって行く度に人だらけでウザイだもん。

しかし!今回素晴らしい体験ができ、疲れましたが心地よい疲労です。なので書かずにいられないのですが、ネタが多いので、まずは仏閣編です。

とあるモヤさまで鎌倉の浄智寺を紹介していました。さらっとだけど、オープニングが門前で、なんか随分ひなびた感じだなあ、と見てました。その後の展開も見て、これは実際に行きたいと思い、今日行ってきました。

結論。浄智寺最強!

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ワインの評価で言えば「偉大」です!ここがあの五月蠅い鎌倉とは信じられない静寂、美しい緑、風情たっぷりの庭。他の参拝客はちらほらです。
理由は、かつての鎌倉五山第四位から衰えてしまい、関東大震災でも打撃を受けて、小っちゃくなっちゃたからです。人気がありません。
それ以前の塔頭どこに有ったんだろう?本堂以外には、新しく作られた庭を眺める和室しかないですが(でも広いし、気持ちよさそうで入れて欲しかったあ)、境内が素晴らし過ぎる。

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周囲を崖に囲まれているのでやぐらも沢山あり、これぞ鎌倉と思うことしきりです。
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それとモヤさまで紹介していた布袋尊像。これがまずは見たくて行ったんです。

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やたらおなかがでかいイメージがあるんですが、この増はそれ程でも無いですよね。スリムな感じで私の中の布袋様とはかなり違います。
また、じっくり見ると面白いのが、左手は団扇みたいな物を持っていますが、右手は「あんたねえ」みたいに指さしている感じ。団扇はよくあるようですが、右手はどういう意味なのか。恐らく古いものでは無いと思いますが(文化財になってない)、由来を知りたいものです。

静寂・落ち着きを求める方には鎌倉最高の場所に間違いなし!是非、行くべき所です。

あ、そうか写真見て判った!布袋さんお酒を飲んでるんだね!器が無いんだ!!



もう一つは、激観光地の長谷寺。参道人だらけ。

最大の目的はモヤさまで映してた弁天窟、「これがあるって何で早く言わないんじゃこのボケがあ!!!」と狂乱しちゃうくらい。調べてませんが作られたのはせいぜい江戸後期で、文化財でもないのでアピールしないのかも知れません。

しかし。かなり広い洞窟に、壁面には弁財天と、なんと十五童子が彫られてるんです(16人居るけど、その辺は気にしないで)。大きく、立派に彫られている。これはそうそう見られるもんじゃ無いですよ!多分、まあ、他にもあるかもなあ(弱気)

でも寺の参詣客の2割くらいしか入っていないみたいなので、混んではいません。ゆっくり見ることができて大満足。何度も行き戻りを繰り返していて、相当怪しい人間に見えたと思いますが。

中はこんな感じです。

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撮影禁止ってどこにも書いてなかったからね!何度も確かめたんだからね!!フラッシュ焚いてないからね!!!(しかし今のカメラ、性能凄いわ。上位機種だけどコンデジですよこれ)
とは言えやっぱり失礼感が強かったので、外の弁天堂の賽銭箱に漱石さんを入れさせて頂きました。失礼の段、お許し下さい。

もちろん本尊の十一面観音像ともご対面。いや、やっぱり迫力凄いわ。これはゆっくり見ようよ、と思ったんですが他の観光客はすぐ次に進んじゃいます。何か間違えてないですか?ま、私も奈良の方の長谷寺観音像を見なければ、弁天窟だけで終わった可能性も有るんですけどね。観音様、一見の価値はありますよ。

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え?由比ヶ浜の眺め?そんなの有ったの?

観音ミュージアム(名前・・)が併設されていて、特別展にかなり心を惹かれたんですが他に行くところもあって諦めました。9月までやってるんだな。行こうっと(結局また行くんかい)。

で、浄智寺と長谷寺を堪能した私はこれ以上の物は無いだろうと、でもここの神社は大きいから行かないとな、という感じで向かったところがありました。
そこで途方もない物を見たのです。

それはまた。
posted by harukuni at 21:31| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月28日

ポートワインの進化を実感

ホワイトポート、というワイン(酒精強化ワイン)の分野があります。ポートは「偉大」レベルのワインも多いですが全て黒葡萄のワイン。白葡萄から作るホワイトポートは無視される存在でした。

まあ仕方ない。何度か飲んでみましたが、需要が有るのか疑問しか感じない。ヒュー・ジョンソンは、ポケット・ワイン・ブックで「アペリティフとしてそのまま飲むか、トニック・ウォーターで割ってミントの葉を添えて飲むとよい」(第9版)、と。
その後に、ちゃんとしたものなら40年物も良い物があるとフォローはしていますが、日本では見たこと無いです。輸入しないだろうなあ。

結局赤(ルビー)でも安いポートはアルコールが強くて飲みにくいんですが、白はそれが目立つ。白なのに鈍重になる。爽やかさが全くないので、「ミントの葉を添えて」って言われちゃうんですよ。

サンデマンの物は時々見ますがサンデマンはシェリーの会社でポートはメインじゃないし・・・ま、良い物を作ってくれればどこでも良いんですが、手が出ませんでした。
そこに、成城石井のある店で棚の一番下の段でほこりをかぶっているポート達を見つけました。オフレイ(OFFLEY) です。それ程有名なメーカーじゃないので日本に入ってるんだとチョイ驚き。そこにホワイトも有りました。ルビーより安い。

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(写りが悪くてごめんなさい!)
久々だから買ってみて、炭酸水も買って、ミントは覚えてなかったけどオンザロックにしてみるかと氷も準備しました。ハナから期待してない。
常温で普通に飲んでも美味しくもまずくも無い感じ。炭酸水で割ったら、トニックウォーターじゃないせいか単に薄まっただけ。オンザロックも印象なし。

そのうち、冷えたのでもう一回普通に飲んでみたら。

意外に良いじゃないの

少なくとも鈍重じゃない。アルコールの嫌みが無い!フレッシュは無理だけど、柔らかい甘みが中々心地よくて、今風の梅酒みたいな落ち着いた味わいが有りました。しっとりする感じ。梅酒ほど甘くないですよ。

済みません、ホワイトポートも進化してたんですね。見逃してました。
低アルコールが流行っている現在、酒精強化は余程頑張らないと存亡が危ぶまれるんで、必死なんでしょうけれど。


成城石井では、大きな店舗に限られますがOFFLEYのロゼポートも売っています。ポートのロゼは2009年から正式に認められたそうで、クロフト社(大物)が推進したそうです。ポケットワインブックのOFFLEYの項にはロゼもいけると書かれていました。

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まだ飲んでいませんが、楽しみになりました。白・ルビーよりまた少し高いけど、2,000円くらいですよ。
posted by harukuni at 21:13| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月27日

耳折れねこは可哀そう

今週は政治の世界がとんでもないことになってます。陸上幕僚長、防衛庁事務次官、そしてさっき入ったニュースでは遂に稲田大臣も辞任するんだとか。明日、特別監察の結果が公表されるそうで、報道の通りだったんでしょうね。
しかも幕僚長と事務次官が辞めて大臣は「任期満了」じゃあ防衛省が収まらないでしょうし。

一方民進党の蓮舫党首が電撃辞任。いきなりで驚きましたが嫌気も刺したんでしょうが今後退して民進党への攻撃のネタをなくすという判断もあったかもしれない気がします。後任が全く見えませんが。(枝野氏かなあ)

来週にはどれも次の形が見えるんでしょう。一方で、個人的にびっくりしたニュースがありました。なんと、「折れ耳で人気の猫「スコティッシュ」 繁殖は動愛法に抵触」というのです。
(世界が違いすぎる?ほっといて)

理由を読んでさらに驚き。なんと、あの折れた耳は、病気の為だというのです。(こちら)
「骨軟骨形成不全症」だそうで、単に耳が折れているだけならともかく鈍痛が続いて苦しみ続け、根治が困難な病気なのだとか。

なんて可哀そうなことをしていたんだあ!!!

私は猫の耳はぴんと立っているのが好きなので、スコティッシュフォールドを好まないことも有るはありますが、わざと病気のネコを生ませて商売するなど忖度並みに許しがたい。遺伝性(優性)の病気なので、病気同士の親を掛け合わせると子供も病気になる可能性が高いとか。

折れた耳がこういう病気だと知っている人は、マスコミでも余りいないだろうし、ショップですら認識が足りないかもしれません。まして一般人は知らないでしょう。しかしこういう残酷な行為をやめさせるのは需要を無くすのが最も効果がある。ネコ好きなら必ず知っておかないといけないと思います。
posted by harukuni at 20:41| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月24日

よくぞ残っていてくれました

もう10年前。東新宿の地下鉄駅の真上にある交差点のすぐ脇にある駐車場に、小さい神社があるのを見つけました。お稲荷様らしい。

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小さいながらも社に注連縄がかかり、まだ大事にされているのが嬉しかったのですが、この辺りもどんどん再開発されていて、近くに「イーストサイドスクエア」とかいう巨大施設もできてます。駐車場自体消滅してしまっているかもしれない。なんとなく気になっていました。

東新宿に用事があったので、ついでに寄ってみると。

まだあった!

しかし鳥居は無残な状態。柱だけは残っていますが横の棒が崩壊し、当時の笠木が手前に置かれています。恐らく、ここの鳥居も東日本大震災で壊れたんだと思います。

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社の手前にあった敷石もなくなり、やや荒れた印象もありますが、社自体は健在ですし社の中一部破損したものがありますがきれいな状態。新しいお札も収められています(なぜか恵比寿神のお札ですが)。
狛狐が壊れているのは、以前と変わりませんが向かって右側は前は陶器の獅子が乗っていました。ある種の復活かな。

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現在の東新宿の様子からすると、この駐車場がいつまでもこのままとは思えないのですが、何とかこのお稲荷様には残ってほしいものです。
posted by harukuni at 21:06| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月21日

素晴らしいワイン会-2

ワイン会に行きました。
参加者なんですが私は運営側になります。とある方の家でやるんですが、その方はワインを沢山お持ちで、120本入りセラーが2台と、他いろんな所にワインがあります。そこからワインを選ぶのが私なのです。

自分の飲みたいものと、他の条件とを勘案しつつ飲みたいものを引っ張り出します。だんだん酔いながらも計算を続け、しかもコルクを抜くので酔いが遅い(ほんと)。でも大概計算に失敗し、いろんな負担がその方のお世話になってしまいます。申し訳ないやら、「無理だあ」と叫びたいやら。

そこで選ばせていただいた中で、私として今回特に印象に残ったのが2本ありました。

一つはこれ。ボルドー、ムーリスのグレシエ・グラン・プジョー(Ch Gressier Grand Poujeaux)、1959年!です。

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ボルドーのスーパーヴィンテージ、しかもなぜか61年の陰に隠れてあまり目立たない年という気がします。日本だけかも。(パーカーの「ボルドー」が61年から始まっているのも大きかったのかな)


色を透かしてみて不安になりました。やけに濃い。適切なライトを持って行かなかったので判断困難ですが、濃いのは明らか。液面はミッドショルダー、注意レベルです。
以前、古酒で色がやけに濃く、飲んでみると明らかに異様な味というボルドーに何度か当たったことがありました。もしかするとそれかも知れない。それをオーナーに伝えたところ「飲んでみれば良いんじゃない?」という回答だったので、ものすごく頑張って、開けました。

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結果は大当たり、万々歳!ボルドーの古酒の素晴らしい物に共通の、熟成感はあるし円やかなのにでも若々しい、それが調和している。滅多に飲めない、最高の飲み頃の一つです。ムーリのブルジョワでは評価高めの方ですがまあブルジョワの最上で特級評価かじゃない。それでこの味とは、やっぱりボルドーって凄いんだとうなるしかありませんでした。
色の濃さは、多分葡萄の熟度だと思います。わざわざあれを足す必要は無いはず。

もう一つは、写真がぶれまくりで悲しいの一言なんですが、ジャフランのシャルム・シャンベルタン、1972年です。

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ジャフラン(Jaffelin)社は、なかなか評価が難しい存在。低レベルネゴシアンという意見が優勢ですが、72年当時は今のジョセフ・ドルーアンが買収し、長持ちはしないけどなかなかのワインを作っていたという評価もあるようです。シャルムはその中でも良い、ドメーヌ物だったという記録もある。

でも今残っているのか・・・あ、まだある!ラベル変わってない!確かJCボワゼに買収されたと思ったけど、記憶頼りだから間違ってるのかな。
輸入、コストコホールセールジャパンだ・・・・(判断困難)

まあ著名とは言えない存在だったわけで、そのジュブレイ・シャンベルタンの特級で、かなり良い年の45年前の古酒。これを飲まない手は無いでしょう!


なるほどね。もちろんこの一本で判断できないですが、このワインは「なるほど」でした。味が固く、変な苦みと粗さがあり、熟成感は無くはないですがヴィンテージと畑から期待するものではない。なのに妙に「薄くない」。衰えている、と言うのとはちょっと違うんですよ。

しかし、ジャフランのこういうワインを飲むことができること自体私としては貴重極まりないです。だって売ってないよ。多分世界中のオークションを探しても難しいのでは?
このワイン、その方がブルゴーニュで買って持って帰って下さったのです。なぜこれを買う?と思いましたが、この方同時に買ったワインは前に取り上げた80年のボージョレも含まれ、それは腕に覚えのある方々をうならせる美味しさだったのですから、こういう希少な物のも買えるのかと思います。

でも、他の参加者はあまり反応無かったな・・そりゃあそうか。

どちらも本当に貴重な体験でした。その方に、いつもなんですが感謝してもしきれないです。考えて選ぶの、楽しいんですよね。



ジャフランの隣の写真は!だから、また失敗したんです(泣)
posted by harukuni at 22:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする